おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
え~、今日は本の紹介です。
私、下記の 祥伝社新書 片山修 著
「9・15 リーマンショック
- その時トップはどう動いたか」
という本を読みました。
リーマンショックの影響は、
直接、間接いろいろありながらも
少なからず誰もが味わっているのではないでしょうか?
(人材ビジネス業界などひどいものです…)
バブル崩壊の時もそうでしたが、
経済環境が大きく変わるという事は
日常生活にも関わる事なので、
勉強と思い読んでみました。
(単に経済、金融などには割と関心があるだけですが…)
この本は著者がインタビューした内容を
まとめるという形で構成されています。
インタビューを受けたのは… ↓
・りそなホールディングス 取締役 兼 代表執行役会長
細谷 英二
・JFEスチール 代表取締役 副社長
林田 英治
・慶應義塾大学 教授
グローバルセキュリティ研究所 所長 竹中 平蔵
・東京証券取引所グループ 取締役 兼 代表執行役社長
斉藤 惇
上田 良一
・ベインキャピタル・ジャパン 会長
堀 新太郎
と早々たるメンバーです。
2009年9月に初版が売り出されてますので、
敬称は変わっているかもしれませんが…。
その中で竹中平蔵さんが
「米国では不動産価格が上昇し、
ローン供給が加速しました。
そして不動産バブルが発生しました。」
といわゆるサブプライムローンについて指摘するとともに、
・欧州でも不動産バブルに加えて、
ユーロ高による過剰消費がが起き、
ユーロバブルが発生していた。
・中東では、原油価格が1バレル約140ドルまで高騰し、
莫大なマネーが中東に流れ込み、
未曾有の資源バブルを引き起こした。
・日本では、円安バブルが起こっていた。
と、アメリカの不動産バブルを引き金に、
世界各国のこういったバブルが破裂した事で、
世界経済の危機になったとおっしゃっています。
それに加えて、
アメリカの下院議会が緊急経済安定化法を否決し、
公的資金を投入できなかった
「下院ショック」の影響も大きいとと分析しています。
(後に当法案は修正後、可決)
なるほどな~と思いながら勉強しています。
敢えて私自身のコメントは載せません。
(難しくて大した考えも浮かばないとも言いますが…)
最後に下記を…
りそなホールディングスの細谷さんは
「大事は小事より起こる」
と言っています。
また、JFEスチールの林田さんは
「人間が歴史から学ばなければならないのは、
いかに人間が歴史から学ばないかという事だ」
とおっしゃっています。
「賢者は歴史から学ぶ、愚者は自らの経験から学ぶ」
なんて言いますが、
「人材の2大失敗要因は焦りと慢心」
の「慢心」の部分は本当に大切なんだなあ~と、
バブル=慢心
と捉えて、しみじみと感じました。
つまらない話しですみません。
それでは、また。
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