おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
以前にも当ブログで
ご紹介をした事があるのですが、
ようやくこの本を読めました。
『 やめないよ 』
三浦 知良 新潮新書
さすが「キングカズ!」と思う箇所が多く、
実に勉強になる本でした。
目次は下記のようになっています。
I 勝ちたい力─2006年
II 不惑の力─2007年
III 続ける力─2008年
IV 戦い抜く力─2009年
V 明日を生きる力─2010年
実は、私、カズさんが所属する
横浜FCのサポーターです。
きっかけは、2006年の桜の咲く季節。
横浜の三ツ沢公園に花見に行き、
公園内の横浜FCのホームスタジアムである
三ツ沢競技場からのアナウンスを耳にして…
花見をするか、サッカーを見るか、で悩み、
結局、花見そっちのけで
初めて横浜FCの試合を見て、
その時にカズさんの勇姿を見た訳です。
それ以来、ずっと横浜FCを応援しています。
なんていう経緯があったので、
この本がまさにその2006年から書かれていて、
感慨深く読んでしまいました…。
J2優勝、J1昇格、J2降格…と
波瀾万丈なチームではありますが、
その中でもカズさんの役割は
重要であり続けています。
是非、カズさんのファンや
サッカー好きな方だけでなく、
普通のビジネスマンの方にも
読んで欲しい本です。
カズさんはスーパースターだと思います。
でも、すごく謙虚で自然体なんですよね。
実は野球も結構お好きだったようで、
これが、きちんとさん付けで書いているのです。
イチローも松井もカズさんより年下なのに、
イチローさん、松井さん、と
リスペクトの気持ちを込めているのか、
さん付けしている所に好感を持ちました。
(編集の問題ではないと勝手に思ってます。)
また、栄光と挫折を日本トップレベルで
味わってきたカズさんなのに、
そこに特別な感動秘話がある訳でもなく、
とってもシンプルに自然体で書いています。
根底にあるサッカーが好き、
サッカーを楽しみたい、
サッカーを深く知りたい、
そういう思いがとてつもなく強いのでしょうね。
変に感動させようとするええ話しとか、
実はこうだったみたいな裏話のようなものがなく、
日常生活の一部のように
様々な栄光や挫折が書かれている点…、
凄くいいなあと思いました。
カズさんは、
過去スーパースターだったから凄いのではなく、
まして44歳になっても
現役だから凄いのでもなく…。
ただ、誰よりも
普通のサッカー少年だから凄いのではないか…
そう感じました。
初心忘れるべからず…。
誰もが知っている言葉ですが、
何だかんだで忘れていますね…。
医師になろうと思った時…
看護師になろうと思った時…
営業マンになろうと思った時…
この会社に入ろうと思った時…
この仕事をやっていこうと思った時…
そういう原点を思い出し、
自然体で毎日を楽しみ、
そして挫折や苦しみも含めて
シンプルに受け止めていく事が
大事なんだなあ。
そう思わせてくれた本でした。
お勧めです!
それでは、また…。
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