おはようございます。
医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職・開業コンサルタントの
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「監督の条件」
ジェフ・キング(著)、竹澤哲(訳)
日刊スポーツ出版社 を読みました。
え~、この本は2001年6月30日に発行されています。
ですからかなり古い本です。
しかし、サッカーの監督という仕事に
大変関心を持っている私にとっては
とても興味深い本でした。
まずは目次をご紹介します。
序 章 監督とは何か?
第1章 マスコミを抑え、ファンの期待に応えろ
歴代イングランド代表監督
第2章 選手に対して母性を持て
第3章 選手としての経験はいらない
第4章 カリスマとなって運を呼び込め
第5章 スーパースターに頼るな
第6章 クラブ経営者と対等であれ
第7賞 2002年に向けて
それぞれの項目の合間にセルジオ越後氏
と金子達仁氏の対談が挟まれており、
この対談も非常に面白いものでした。
最終的には、2002年日韓ワールドカップの監督は
トルシェでいいのか?
という所に話しは行くのですが、
まあ結果が出ている今となっては
あれはあれで良かったのかな?と思います。
この本はヨーロッパの監督、
特にイングランドの監督について
かなり書かれています。
それこそ、サッカー監督の歴史の本と言っても
過言ではありません。
サッカー発祥の地である
イングランドでの監督という仕事の変遷などは
なかなか興味深く、
またヨーロッパ各国では
それぞれの国の事情によって
また違うポジショニングを得ていて、
そういったすべてが現代の監督像に繋がっており、
非常に面白かったです。
現在のJリーグにも外国人、日本人と
様々な監督がいますが、
各クラブともに紆余曲折を経て、
選んでいる訳ですね。
歴史を知るとともに、
それぞれのクラブの悩みが透けて見えてくるようで、
ますますサッカーが楽しくなるような感じもしました。
コアなサッカーファンにはお奨めできる
良書だなと思いました。
お奨め度 ★★★★☆ とさせて頂きます。
それでは、また…。
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