おはようございます。
医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職・開業コンサルタントの
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「グアルディオラのサッカー哲学
ＦＣバルセロナを世界一に導いた監督術」
ファン・カルロス・クベイロ、
レオノール・ガジャルド、今井健策（訳）
実業之日本社 を読みました。
この本は素晴らしいです。
最初にお奨め度を書きますが、
サッカー本には珍しく
★★★★★ と五つ星とさせて頂きます。
え～、下記に当てはまる方は
是非読んで頂きたいと思います。
きっと損はしないと思います。
・グアルディオラの現役時代に選手としてファンだった方
・ＦＣバルセロナのサッカーが好きな方
・リーダーシップやリーダー論に関心の高い方
・マネージメントに関する心得を学びたい方
・何事も学ぶ事が好きな方
私は上記の中で言うと何事も学ぶ事が
好きな方に該当するんだと思います。
もちろんグアルディオラは
選手時代から知っていましたし、
その活躍はいぶし銀的な存在で
結構好きな選手ではありました。
またバルサのサッカーにはやっぱり
魅力があって気にはなっていますが、
ただそんなにファンという訳ではなかったのです。
ただ、これだけ強いバルサを作った
グアルディオラ前監督には関心がありましたし、
その哲学を知りたいと思って
この本を手に取ってみました。
これが期待以上の内容でした。
目次は下記の通りです。
プロローグ グアルディオラが監督として成功した理由
序章 グアルディオラ監督誕生
「私は決して世界で最も優れた監督ではない」
第１章 バルサの精神
「バルサは世界で
最もカンテラが機能しているクラブである。」
第２章 グアルディオラとクライフ
「クライフが現代サッカーの基礎を作り、
バルサの基礎を作った」
第３章 最高の選手に囲まれて
「私のサッカー哲学にシークレットはない」
第４章 成長の地、カンテラとマシア
「私はマシアでの生活が大好きだった」
第５章 グアルディオラの監督術
「すべての責任は私にあるし、
その時の覚悟は当然できている」
第６章 創造性を持つサッカー狂
「私の選手たちに対する信頼は不変だ」
第７章 勝利の条件
「結果と内容の両方で納得のいくサッカーをしたい」
第８章 独自のリーダーシップ
「世界にはバルサの哲学を愛してくれている人々が
たくさんいる」
エピロード バルサのために生きる男
この目次だけでも
興味を持つ方もいらっしゃるかと思いますが、
期待外れにはならないと思います。
私は読みながら、
バルサファン、
グアルディオラファンになってしまいました。
元々バルサが好きな訳ではありませんし、
グアルディオラよりも
モウリーニョが好きな私でしたが、
この本を読んで
少し変わってしまったかもしれません。
監督就任時は
期待よりも不安の方が大きかった
グアルディオラですが、
結果を出し、
的確な発信をし続ける事で
周囲からの信頼を勝ち取った男。
昨年バルサの監督を辞め、
１年間は監督をしないと言っていた彼ですが、
招聘の噂は度々出ていますね。
でも、彼はやっぱりバルサなんだと思います。
と言うか、バルサ以外では成功しても
そこに価値がないような気がします。
是非もう１度バルサに戻ってきて欲しいと思うのです。
大して好きでなかった私が
そう思ってしまうくらいに、
様々なエピソードに溢れる素晴らしい本でした。
彼の哲学は
その辺のつまらないリーダーシップ本や
マネージメント本よりも
余程ビジネスにおいても学びになると思います。
なのに…。
バイエルンミュンヘンですか！
ん～、まあバルサ以外だったら
やっぱりバイエルンなのかなあ。
個人的にはバイエルンよりも
やっぱりバルサで！と思うのですが、
まあ今後の活躍に期待します。
ご関心をお持ちになった方は
是非是非です！
それでは、また…。
＜ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい！＞
・医師向け情報サイト＜IBIKEN＞ 医療ビジネス健全化協議会
いいね！と思ったら下記もポチ！
