おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターを運営する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「星屑たち それからのアトランタ組物語」
川端 康生 双葉社 を読みました。
そう、あのマイアミの奇跡と言われた
ブラジルからの大金星を成し遂げた
選手たちの物語です。
今の若い方には
いつの話しだ?みたいなものかもしれませんが、
当時は28年ぶりのオリンピック出場という事で
すごく話題になりましたよね。
ですが、そんな彼らも
オリンピック以降はかなり苦しんでいたようです。
それこそ天国から地獄に落ちたような
人生を歩んでしまった選手もいたんですね…。
もちろん、
一部は成功をし続けた選手もいたのですが、
それはごくわずかで、
多くの選手たちは
あまりにも若くして賞賛を浴びてしまった為に
その後の人生を難しいものにしてしまったらしいです。
ちなみにこの時の選手たちを調べてみましたら…
遠藤彰弘、
イタリアでも活躍した、
中田英寿を始めとして
オリンピック後も順調なサッカー人生を歩んだ方と
言えるかと思います。
ですが、本書では
それ以外の選手達にもスポットライトが
当たっているんですね。
おそらく、
上記の選手たちの名前を見て、
お~懐かしいなあ…という方々は、
この本はとても楽しめると思います。
正直、私は大変に面白かったです。
また、サッカーが大好きで、
少しずつ昔の選手などを学んでいるような
若い方にも本書はおススメです。
日本サッカーが釜本選手の時代以来、
世界に飛び出した瞬間がこの頃ですからね。
フランスワールドカップは、
このアトランタオリンピックの後ですし、
この時のメンバーであった
中田、川口、城といった選手は
主力に成長した訳でもあります。
いやはや私も懐かしさと、
知らなかったその後を苦しんだ選手たちの生き様を知り、
すごく感銘を受けました。
おススメ度は ★★★★☆ と致します。
結構、心を揺さぶる本だと思います。
最後に目次をご紹介致しますね。
・世界の扉が開いた日
・平成サッカーキッズたち
・終戦の夜
・彼らの彷徨
・祭のあと
・ひとつの時代の終わり
・ゲームは終わらない
・9年目のモノローグ
となっています。
この頃の選手達で、
まだ現役の人は段々少なくなっているだけに、
読む価値があるのではないかと思いますよ。
それでは、また…。
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