おはようございます。
医師、看護師の人材紹介会社
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「自分を動かす言葉」
中澤佑二 ベスト新書 を読みました。
中澤佑二…。
はい、あのサッカー選手の中澤さんです。
私は大好きな選手です。
無名高校からブラジルに渡り、
努力を積み重ねてJリーガーになった男。
そしてついには日本代表まで登りつめた成功者。
なのに、決して嫌な感じはしないし、
誠実な人柄や
人としての真っ当さを感じる人です。
そんな彼が書く自分を動かす言葉…。
率直に言いますが、
本書は一家に一冊あって良いのではないかと
思いました。
特に、小学生、中学生、
高校生のお子さんがいる家庭には
必需品のような気がします。
それだけ素晴らしい内容でした。
考えてみれば
私自身もかなり言葉を
大切にしている方だと思います。
励まされたり、道しるべとなったり、
勇気になったり、思いが確信になったり、
考え方が良い方向に向かったり…。
今まで言葉によって
自分自身を高める事ができた人間だと思います。
残念ながら、
言葉には正の部分だけではなく、
負の部分もあり、
傷つけられたり、
悲しんだり、
思い切り凹んだり…という事もあったのですが、
それも言葉のスゴさなのかもしれません。
武器にもなれば凶器にもなる…。
であれば、
人からの言葉は致し方ないにしても、
自らが自分に掛ける言葉は
武器にしないといけませんよね。
最近は、自分で自分に
厳し過ぎる人も見受けられますが、
自分が戦いを挑む
武器になる言葉を与えた方が健全かと思います。
本書は、中澤佑二選手が、
サッカー選手としての戦いに挑むために
得た言葉が数多く紹介されています。
家族、恩師、友人、著名人、
サッカー仲間など、
彼が出会ってきた名言と言えるような言葉と、
その意味合いを彼なりに解釈してくれています。
それが何だかいいんです!
押し付けがましくないし、
日常的な言葉からも学んでいるし、
ナチュラルな感じが
彼の誠実な人柄を表しているんですね。
私は本書を読みながら、
う~ん、これはいい言葉だなあとか、
中澤っておそらくかなりいい奴なんだろうなあとか、
思いながら読み終えました。
最後に目次をご紹介します。
第1章 言葉の力を意識する
第2章 言葉を思考に結び付ける
第3章 自分を動かす言葉
第4章 人を動かす言葉
となっています。
おススメ度は ★★★★☆ と致します。
中高生のスポーツをやっている
お子さんがいらっしゃったら、
是非本書をおススメしてあげて下さい。
きっと考える力が身に付くと思います。
ちなみに本書で私が最も良いと思った言葉は…
「未来を願うな。
ただ今日成すべきことをなせ。」
という釈迦の言葉でした。
それでは、また…。
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