ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

人間というもの

 

おはようございます。

 

医師、看護師の人生をより良いものに変える

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「人間というもの」

司馬遼太郎 PHP文庫 を読みました。

 

 

司馬遼太郎さんが好きな方は多いと思います。

私もイチ時期は貪るようにして

様々な本を読んでいました。

有名どころはほぼ読んでいると思います。

 

本書は、司馬遼太郎さんの小説、エッセイから

ここぞ!という部分を抜き出して

1冊にまとめたものです。

 

小説やエッセイですと、

一気に読んでしまって

頭に残らない名文が、

本書ではしっかりと

脳裏に焼き付かせる事ができます。

 

面白くて、次が気になり、

どんどんページをめくってしまう。

 

司馬さんの本などは

こんなケースが多いのですが、

それはもったいないよね…という事を

本書は教えてくれます。

 

正直、

私はこんな素晴らしい事が書かれていたのか…と

愕然としながら本書を読みました。

 

確実にこの文章は読んでいるはずなのに、

頭に残っていない事が

悔しくてしょうがありませんでした。

 

数多くの名文がある中で、

私がう~んと唸ってしまったものを

ピックアップします。

 

・人には得手と不得手がある。

 英雄にも愚者にもそれがある。

 それを見ぬいて人の得手を用いるがよい。

 また人には必ずいやなところがある。

 たとえば、残忍、欲深というのはひとの

 いやがるところであるが、

 そういう人物ですら長所があり、

 それを親切に見てやらねばならない。

 (世に棲む日日)

 

・いまの日本の企業社会で、

 同種企業と気が狂ったように競争している

 サラリーマンたちの70%以上は祖父の代まで、

 太陽の下でスゲ笠をかぶりながら

 畑の草をとっていた。

 たった2代で大変化をおこしたこの社会で、

 われわれはわりあい平気で生きているというのが

 こっけいなほどだが

 しかし心のどこかで、

 かつての人間らしい社会へ回帰したい

 という思いがたえずあるらしい。

 (人間の集団について)

 

・「それは昔のこと」

 「昔とはいわさぬ。

  わずか14、5年前のことを昔といえるか」

 「世の中が変化すれば、

  変化したそのときを境に

  それ以前を昔というのだ。

  歳月ではない。」

 (城塞)

 

いかがでしょうか?

私は、深くて、考えさせられて、

悶絶しまくってます(笑)。

 

最後に目次をご紹介します。

・人間とは何か

・組織から社会へ

・夢と生きがい

・日本と日本人

・等身大の英雄たち

・男と女

 

おススメ度は ★★★★☆ と致します。

 

司馬遼太郎さんのファンには

たまらない1冊です。

 

それでは、また…。

 

 

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