おはようございます。
これからは医師や看護師もキャリアプランニングが
必要になってくると考えている私ですが、
その中でパーソナルブランディングを
どう構築するかは開業医だけでなく、
勤務医にも重要になってくると考えている
ジーネット株式会社の小野勝広です。
『「売り言葉」と「買い言葉」心を動かすコピーの発想』
岡本欣也 NHK出版新書 を読みました。
いやいやいやいや…、
素晴らしい本と出会いました!
おススメ度は文句なしの ★★★★★ の満点です。
現役バリバリのコピーライターで、
キリン、HONDA、日本たばこ産業、
イオン、NTTドコモなど、
錚々たる企業の広告を手掛け、
数々の賞を取っていて、
そして私と同い年の岡本欣也氏。
広告コピーは
人の心を動かす言葉の宝庫であると言いながらも、
広告業界の方々だけではなく、
コミュニケーションを上達させたいと考える
すべての人に役立てて欲しいと執筆した本書。
はい、非常に役立ちそうですと
素直に言う事ができる良書でございます。
SNS、メール、ビジネス文書などを
グンと魅力的にするヒントが
見つかるかもともおっしゃってますが、
はい、見つかりました!とも私は言えます。
もしかしたら医療従事者の方々が
論文を書く際にも参考になるかもしれません。
過去のコピーの名作を、
売り手目線の売り言葉と、
買い手目線の買い言葉に分類しながら
その意図するところまで
非常にわかりやすく解説してくれています。
この目線をどっちにするかで、
使うべき言葉ってのは全く異なるんですね。
今までこういった意識は薄かったので、
この観点を知っただけでも学びとなりましたが、
冒頭に申し上げたように、
これからはパーソナルブランディングの時代です。
自分の事を相手に伝える時に、
どういう目線で、どういう言葉を使うのか?
それによって伝わる自分の姿かたちは
かなり異なると思うんですね。
履歴書や職務経歴書を書く際にも
参考になるでしょうし、
新しい職場での自己紹介などで
一気に職場に溶け込むワードなどを
編み出す事もできるのではないかと思います。
言葉を武器にする人。
すべからく参考になると思います。
私は絶賛おススメを致します。
医師も外来、ムンテラなど業務上でも
人間関係構築や様々な交渉ごとなどの場面でも
もしかしたら役に立つかもしれません。
最後に目次をご紹介します。
序 伝えるのが苦手な僕らへ
第1章 広告コピーは「売り言葉」と「買い言葉」でできている。
第2章 「売り言葉」を考える-振り向かせるための発想法
第3章 「買い言葉」を考える-共感を呼ぶための発想法
第4章 「売り言葉」と「買い言葉」のまとめ
第5章 人の心を動かす言葉
定価が740円の本ですが、
この内容なら1500円払ってもいいです。
お金の問題ではありませんが、
大満足の良書でした。
それでは、また…。
<ジーネットの他の情報提供サイトもご覧下さい!>
・医師向け情報提供IBIKENサイト 医療ビジネス健全化協議会
いいね!と思ったら下記もポチ!