おはようございます。
医師、看護師の未来を
より良いものとする為に
個々に寄り添い、
並走するコンサルティングを実践している
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「現役の女医が語る
本音のエピソード集 女医のナイショ話」
永岡書店 久保田 有紀子 寺本 穂波 を読みました。
私が医療の本をかなり読んでいるのは
当ブログの読者様はご存知かと思いますが、
時々、ふと女医シリーズの本は
なぜか読みたくなるんですね~。
もちろん、女医さんの書いた本の中にも
素晴らしい本は多いのですが、
本書のようなちょっとくだけた本が、
時々読みたくなるんです…。
きっと、私の仕事に
関係があるんだと思います。
転職や開業という
人生の岐路をお手伝いする訳ですから、
表面上のお話しだけでは不足であり、
もっと生の声、心からの叫び、
先生が経験してきた
医療現場の実態を把握しなければなりません。
(多くのコンサルはどの求人を紹介するかに
必要な希望条件しか聞き取りしませんが、
私どもはそんな浅い仕事は致しません!)
その為には、話しを聞けば
ピンと来るような感性や知性を
私自身が身に付けておかねばなりません。
医療現場ではいろんな事が起きていますよね。
そのいろんな事の中には、
爆笑してしまう事だってあるでしょうし、
泣きたくなる事だってあるでしょうし、
時には心が痛む事もあるでしょう。
そんな思いに共感し、
生の情報を得る為には、
こういった本書のようなタッチの本は
欠かせないと私は考えております。
そして、転職理由のひとつには
確実に、プライベートの変化があります。
結婚、出産、子育て、介護、転勤…。
そう、女医さんが悩むケースが多いんですね。
であれば、女医さんが通ってきた道を
知らねばならない。
とまあいろんな意味合いがあって
本書を手に取った次第なのですが、
いやはや、期待通りの面白い本でした。
著者は、外科医と内科医。
それぞれがパートを分けて、
お書きになったそうです。
下記に目次をご紹介致します。
第1章 おや、まあ、へえ!の女医フル・ワールド
第2章 今だからい言える、病院内の珍事件、怪事件
第3章 女医が見た病院内・男と女のアレコレ
第4章 かしこい患者になって、目指せ100歳長寿
第5章 名医・良医になるために
第1章~第3章は、
ユーモアも交えた軽いタッチで
医療現場の様々なシーンを楽しませて頂きました。
第4章、第5章は、
医療を取り巻く環境や
病気や怪我に対する考え方、
医療の課題や医療との付き合い方などを
教えてくれます。
非常にわかりやすく、
医療の基本を
再確認させて頂きました。
という事で、
前半と後半は著者が違うのは
明らかです。
どっちがどっちとは言いませんが、
そのバランスも非常に良く、
個人的には大いに楽しめました。
おススメ度は ★★★★☆ と致します。
またその内に本書のような
女医さん本を読むと思います(笑)。
それでは、また…。
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