おはようございます。
医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。
鶴見 紘 知恵の森文庫 を読みました。
ある方とお話しをしていた時に、
日本国憲法を勉強する必要があるよね?と
おっしゃっていました。
私は素直にそうだな~、
日本人として、
まして昨今の政治情勢では
1人1人が憲法を知っておく必要があるし、
自分も少し勉強しなきゃな…と思いました。
とは言え、
まさか六法全書を読む訳には行かないし、
餅は餅屋だと考えている私は、
専門的な部分は
専門家に任せた方が良いと思ってますので
どうしようかな~と悩んでいた時に
出会ったのが本書です。
白洲次郎さんについて書かれた本は
以前にも読み、ブログにも書きました。
人物として好きだし、
尊敬に値する方でありますし
そんな方と日本国憲法という
私の課題がマッチしているなんて…
奇跡のように思いながら
読み始めました。
結果的には、
白洲次郎という人物を
より好きになりましたし、
時代背景を白洲次郎を通して
詳しく知る事ができましたし、
日本国憲法が発布される前後の通史が
よく理解できました。
が、日本国憲法の勉強という
目的は果たせなかったかな(笑)。
まあ違う学びにはなりましたので
良しとします。
本書で私が学んだ事。
・好きな事は徹底してやり続けるべき。
・筋はどこまでも通すべき。
・未来を想像し正しいと思う事を貫き通すべき。
という3点です。
白洲次郎さんを
詳しく知っていらっしゃる方は、
まあ彼はそうだよね…ってなもんでしょうが、
それほど詳しくない方で
上記の3点が気になりましたら
是非本書を手に取ってみて下さい。
医療業界においても、
医師や看護師の人材紹介業界においても、
理不尽な事は多いし、
不平等、不公平、不正、疑惑、不信、不満が
渦巻いている世界とも言えなくもないです。
これは政治の世界だって、
経済の世界だって、
ビジネスの世界だって、
この社会のあらゆるところで見受けられますが、
白洲次郎「的」な人物がいたら、
きっと解決に向かうのだろうなと思うんです。
もちろん白洲次郎は
ただ1人ですが、
白洲次郎「的」な人は
決していない訳ではないでしょう。
私たち1人1人が
白洲次郎から学び、
そのエッセンスを少しでも発揮できれば
より良い社会になっていくのではないかと
考えてしまいます。
私自身も、
少しでもいいから
白洲次郎「的」な部分を身に付けて、
1本筋の通った男になるように
精進してまいりたいと思ってます。
最後に目次をご紹介します。
第1章 「プリンシブル」の原点
第2章 白洲家の破産、そして結婚
第3章 日本国憲法
第4章 ジーパンの男
第5章 葬式無用、戒名不要
おススメ度は ★★★★☆ と致します。
あの時代に
こんな日本人がいたと思うと
勇気が湧きます。
そして現代は、
未来から見たらあの時代に…と
思われるような気もします。
権力や組織の論理に迎合するのではなく、
正しいと思う道をわき目もふらずに
真っ直ぐと歩んでいきたいと思いました。
それでは、また…。
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