おはようございます。
医師、看護師の人生の転機でお役に立つ
転職コンサルタント歴13年の
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「だから日本は舐められる
米中に騙され続ける国」
田母神 敏雄 双葉新書 を読みました。
昨日のブログにも書きましたが、
私は右寄りでも、
左寄りでもない思想を持っています。
そもそも思想を
右か左かの2つに分けてしまうのも
どうかと思いますし、
私自身の中にも、
右も左もあるし、ないし、
保守でもあり、革新でもあるし、
是々非々で
都度判断していけばいいのではないかと
考えています。
さてさて、
そんな事はどうでもいいのですが、
ある方に1度でいいから
田母神さんの本を読んでみて欲しいと言われて、
その方の思想は私に近いですし、
信頼に足る人物でしたので、
おっかなびっくりですが
本書を手に取ってみました(笑)。
はじめに、の冒頭から
「こんにちは。”危険人物”の田母神俊雄です。」
と書かれており、
おいおい大丈夫か?と思ったのですが、
何とか読み終えました。
率直な感想としては、
結構勉強になった部分と、
多少賛同できる部分と、
それはどうかな?と思う部分が
混在している内容でした。
右寄りな方の中でも代表格で
良くも悪くも突き抜けている方ですが、
その主張や考え方には触れた事がなかったので
結構興味深く読めました。
私自身の中でも
賛否はいろいろありますが、
知っておいて良かったとは思います。
面白いのは、
左翼、左寄り、左巻きなど、
いわゆる左側の方々を舌鋒鋭く批判していますが、
右翼、右寄りなど「右」という言葉は
使われていなかった事です。
意識的に行っているのでしょうが、
どういう意図があるのかな?と
不思議な感じがしました。
自虐史観についても
かなり批判的ですが、
ここは多少同意できるところもあり、
あれ、俺って実は右寄り?なんて事も考えましたが、
そこから導かれる結論は
私の考えと全く違いましたので
やはり私は右でも左でもないんだなと
しみじみ思いました。
最後に目次をご紹介します。
第1章 対米国論
第2章 歴史論
第3章 政治論
第4章 国防論
いつもならここでおススメ度を書くのですが、
本書に置いては控えておきます。
思想が固まっていない若者や
振れ幅が大きい方にはおススメできません。
自分を確立している方で、
むしろ読み物としての興味で読むなら
結構面白いかもしれません。
私がそんな感じでした。
視野は広く、
貪欲に学び続けたいと思います。
それでは、また…。
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