おはようございます。
転職を検討している医師・看護師に
キャリアプランを提供している
ジーネット株式会社の小野勝広です。
『サッカー「海外組」の値打ち』
今年最後のスポーツ本のご紹介になります。
何だかんだで
今年も野球本・サッカー本は結構読みました。
きっと来年を読む事でしょう(笑)。
やっぱりスポーツの世界から
学べる事って結構多いんですよね…。
勝ち負けのハッキリする
勝負の世界だからというのもありますし、
プロフェッショナルの世界だからというのもありますし、
ワールドワイドな世界だからというのもあるでしょう。
本書はスペインのバルセロナを拠点にして
スポーツライターをしていた著者が
海外組について分析し、語ってくれています。
本の帯には、
「長谷部、本田、香川らは
移籍先で主力となったが、
逆にほとんど出場機会を与えられず
日本に戻る選手も少なくない。
何が海外移籍の成否を決めるのか。
スペインに留学し、欧州選手権、W杯など
海外取材の経験も豊富な著者が、語学力、
ヨーロッパ各国の国民性、リーグの特徴、
ポジション別適性等を詳細に分析し、
成功のカギを提示。
さらに、主力選手流出に伴う
Jリーグのレベル低下、
集客減の危機に各クラブが
どう対応するべきなのかも考察する。」
と書かれていて、非常に興味深く読み始めました。
そして結果的に大変楽しむ事ができました。
まずは目次をご紹介します。
第1章 海外組の変遷
第2章 成功と失敗を分けるもの
第3章 自分に合ったプレー環境を探す
第4章 ポジション別適性
第5章 様々な移籍の形
第6章 サムライからの脱皮
盛んになった日本人サッカー選手の海外移籍。
続々と海外挑戦が続いていった訳ですが、
その経緯や成否、その理由などが
とてもわかりやすく、
そして個別事由を明確にしており、
実に面白く読めました。
海外組の光と影に焦点を当てながら、
海外組の困難さや
Jリーグの移籍制度なども織り交ぜつつ、
メディアではあまり取り上げられない事情も書かれていて、
サッカーに詳しくない方でも
興味深い内容となっています。
いやサッカー好きなら
溜まらない内容でもあります。
私個人的には移籍というのは
転職と似通っている部分があり、
選手の気持ち、事情は
求職者の気持ち、
事情と近いような気がするんです。
よって一生懸命に読んでしまいました(笑)。
おススメ度は ★★★★☆ と致します。
先日のクラブワールドカップも
サンフレッチェ広島が頑張ってくれて
非常に面白かったです。
来年もサッカーから
離れられそうにありません…。
それでは、また…。
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