ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

子どもは判ってくれない

 

おはようございます。

 

医師の転職・開業相談を

未来を共に考えるスタンスでお受けしている

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「子どもは判ってくれない」

内田 樹 文春文庫 を読みました。

 

医師キャリア子供

 

読めば読むほどにファンになっていく

内田樹さんの著書です。

 

何ですかね~、

内田氏の思考は裏の裏を読むというか、

無理に答えを出そうとしないだけに

むしろ答えに近づいているというか、

スタンスが自然体だからこそ

本質が見えているというか、

非常に学ぶところが多いです。

 

本書も実にいいですよ~。

 

まず本書について内田氏は、

私がこの本でやろうとしているのは、

「最近の若者の思考と行動」を

リサーチするということではない。

 

その手の情報なら週刊誌や月刊誌で飽きるほど

読むことができるし、

もともと社会学者が大好きな領域なんだから、

そんなところに今さら本にするほどの

新しい情報は何も残っていない。

 

私がやろうとしているのはその逆のことである。

 

私がやろうとしているのは、

「大人の思考と行動」とはどういうものかについて、

「若者たち」に人類学的な

リサーチレポートを提出する事である。

 

と述べており、

 

私は「大人の思考と行動の専門家」であるが、

それは私自身が「大人って何だろう?」という問いに

こだわりがあって、

これまで長い時間をかけて

それを集中的に研究してきたからである。

 

この本は、

そのような「大人文化の専門家」による

「敵情視察レポート」としてお若い方々に

お読みいただけたらと思う。

 

とまえがきで言っています。

 

私などはこの部分だけで

かなり本書に関心を持ったのですが、

あとがきにはさらに面白い事が書かれていて、

 

この本からのメッセージは要言すれば

次の命題の2つに帰しうるであろう。

1つは、

「話を複雑なままにしておく方が、

 話を簡単にするより『話が早い』(ことがある)。」

いま1つは、

「何かが『分かった』と誤認することによって

 もたらされる災禍は、

 何かが『分からない』と正直に申告することによって

 もたらされる災禍より有害である(ことが多い)。」

これである。

 

いかがでしょうか?

思わず本書を読みたくなりませんか?(笑)。

 

まえがきとあとがきだけで

興味を抱かせるのですから(多分)、

本章はさらに面白いです。

 

政治、経済、社会、学問など、

ジャンルは非常に幅広く、

歴史や外交などについても切り込んでみたり、

その一方では村上龍氏や

田口ランディ氏の考えについて語ってみたり、

内田氏の友人知人とのやり取りを公開してみたり、

話題はとても広くて、深いです。

 

きっと自分自身の思考がクリアになり、

さらに深く、さらに広く、

そしてひとつの事象に対して

自身の中でバリュエーションを持つ事が

できるようになるのではないかと思います。

 

そしてそれこそが内田氏の著書を読む

価値なのではないかと感じます。

 

最後に目次をご紹介いたします。

 

たいへんに長いまえがき

 

第1章 はじめて大人になる君へ

 

第2章 大人の思考法

 

第3章 大人の作法

 

第4章 大人の常識

 

ま、シンプルですね。

 

おススメ度は、★★★★☆ と致します。

 

ホントは五つ星でもいいのですが、

最近乱発している気がするので(笑)、

四つ星としました。

 

自分の考えが整理できていなかったり、

ブレが出ていると感じていたり、

確固たるものを持ちたいと考えている方には

最適な本だと思います。

 

それでは、また…。

 

 

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