ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑

 

おはようございます。

 

医師のライフプランの中で、

転職、開業に関してのサポートをしている

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「他人を非難してばかりいる人たち

 バッシング・いじめ・ネット私刑」

岩波 明 幻冬舎新書 を読みました。

 

医局いじめ 医師転職

 

当ブログでは時々書きますが、

私は、人を否定、非難、批判ばかりしている奴が

どうも好きになれません。

 

ってまあ

そんな奴を好きな人などいないと思いますが、

正直、大嫌いですし、

軽蔑してしまいますし、

クレーマーなんてのは

罰則を与えてもいいとすら思ってます(苦笑)。

 

そんな私ですから、

本書を見つけた時には

お!っと惹かれました。

 

しかも著者は

昭和大学の医学部精神医学講座の教授で、

昭和大学附属烏山病院長でもあります。

 

精神科医として長年従事してきた方が

こういうテーマで何を書くのか

非常に関心を持って読み始めました。

 

まずは目次をご紹介します。

 

第1章 世界が小さくなり、

    ぼくらは過激になっている

 

第2章 スキャンダルをショーとして

    楽しむ国民とマスコミの卑俗

 

第3章 はたして、マスコミと一般大衆は

    すべてを裁ける「神」なのか?

 

第4章 だれでも、突然「クレーマー」になる

    可能性を持つ

 

第5章 日本的な「嫉妬」が引き起こすもの

 

第6章 「規範」がないがゆえに、他人に不寛容になる?

    -日本人の本質についての考察

 

第7章 日本人は世界的に見て、

    「孤独で、悲観的で、自己評価が低い」

 

第8章 長きにわたり

    バッシングの苦しみの中にある雅子妃殿下

 

私は第6章、第7章が興味深かったですが、

本書は精神科医が書いていると言われなければ

社会学者が書いているように感じるのではないでしょうか?

 

取り上げる話題も実に豊富で、

SNSから、テレビドラマ、

イラク日本人人質事件鳥インフルエンザ

小泉光男岩手県議会議員の病院クレーム、

サザン桑田さんのライブでの悪ふざけ、

政治家のスキャンダル、小泉政権のメディア戦略、

みのもんたの番組降板、沢尻エリカの騒動、

倖田來未の羊水発言、ネット上の炎上事件、

スキマスイッチの秋田での老舗料亭批判、

東芝クレーマー事件横綱白鵬の審判批判、

青竜バッシング、過労死事件、

東大病院に精神科病棟がなかった理由、

イスラムごっこ、雅子妃殿下。

 

とまあジャンルはあまりにも幅広く、

その考察も非常に鋭く、

バッシングを紹介しながらも、

なぜこうなってしまったのかを

著者なりに分析している点が面白かったです。

 

きっと出版が最近であれば、

SMAPの解散劇や、ベッキーの不倫騒動、

清原選手の覚醒剤使用なども

含まれたんだろうなと思われます。

 

日本社会に蔓延する閉塞感、空虚さ、嫉妬などが

不寛容を生み、他者への非難を生む…。

 

確かにそうなんでしょうが、

だからと言って人を非難する事が

肯定される訳ではありません。

 

こういう世の中を叩き直せるとしたら

宗教なんだろうな…と思います。

しかし我が国ではそれは難しいでしょうね。

 

となるとやっぱり武士道でしょうか?

それは効果がありそうです。

 

武士道を教育に組み込み、

人を非難すべからず…

ダメなものはダメなのです…という

伝統を作っていかねばならないようにも思います。

おっと、話しがズレました。

 

おススメ度は ★★★☆☆ と致します。

 

もう少し精神科医ならではの分析があると

なお良かったのですが、

平たい話題を取り上げすぎて

事例紹介的になってしまっているのが残念でした。

こんな事もあったね~という楽しみはありましたが、

私が期待していたものとは

ちょっと違いましたね(苦笑)。

 

それでは、また…。

 

 

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