ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

医療機器開発とベンチャーキャピタル

 

おはようございます。

 

医師の転職や開業を準備、計画から

オーダーメードでサポートする

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「医療機器開発とベンチャーキャピタル

大下 創 池野 文昭 経営者新書 を読みました。

 

医師医療機器開発

 

医療機器…。

私はあまり詳しくありません。

 

開業支援をする際に、

先生と医療機器のディーラーとの

打合せに同席したりはしますが、

正直わからない事の方が多いです。

 

ましてや医療機器の開発について…なんて

知っている事は非常に少ないです。

 

これは勉強せねば…と思い、

本書を手に取りました。

 

何てたって著者は

医療機器開発の盛んなシリコンバレー

数々の医療機器ベンチャーに投資してきた

本物のベンチャーキャピタリスト…。

 

実際に投資をしてきた事例なども披露しつつ、

革新的な新事業のアイデアや技術力を持つ

ベンチャー企業をいかにして育成し、

資金提供し、成功に導いていくのか、

実に興味深く読む事ができました。

 

そもそものベンチャー企業って何?という所から

丁寧に説明をしてくれていますが、

この段階から、あ!そうなの?と

自分の無知に気づかされる事にもなりました。

 

ベンチャー企業と中小企業の違いすら

今まで気にした事なんてなかったですが、

これはもう明確に線引きしないといけないんですね。

 

ベンチャーキャピタルから

出資を受けているのがベンチャー企業

受けていないのは中小企業。

 

言われてみればそうなんですが、

意識した事なかったです…。

 

そしてどんなベンチャー企業に出資するのか?

出資後ベンチャーキャピタリストはどう関わるのか?

ベンチャー企業の出口は何か?

ベンチャー企業で成功した人はその後どうしているのか?

 

ある意味では

弊社もベンチャー企業の1社ですので

非常に参考にもなりました。

 

実は弊社を買いたいという

お声を頂く事もあるのですが、

さすがにそれは難しいと思います。

 

なぜなら私どもは今の所

IPOもM&Aも目指しておりませんので…。

ま、余談ですが…。

 

本書を読んで、

私はベンチャーの仕組みを知る事ができました。

 

そして医療機器がどのように開発され、

世界に広まっていくのかも学びました。

 

現状、日本国内では

革新的な医療機器開発は少ないようで、

(診断機器は結構されてるみたいですけど)

シリコンバレーと比較すると

月とスッポン状態ですが、

2015年後半からスタンフォード大学と連携した

医療機器人材育成プログラムが始まったそうです。

 

その名も「ジャパン・バイオデザイン」。

 

医療現場のニーズを満たすべく、

イデアや技術力を持つ方々が集まり

そこに出資するベンチャーキャピタリストが

成功のサポートをして

日本発の世界的な医療機器が開発されたら

それは素晴らしい事だなあとつくづく思います。

 

医療機器開発に携わってみたい医師にとっては

必読の書と言えるでしょう。

 

最後に目次をご紹介します。

 

第1章 ベンチャー企業を生み出す

    医療機器の「エコシステム」

 

第2章 医療機器産業における

    ベンチャー企業の強みと役割

 

第3章 ベンチャーキャピタルの役割

 

第4章 医療機器ベンチャーが成功するためのヒント

 

第5章 医療機器開発における世界と日本の新たな潮流

 

おススメ度は ★★★★★ と致します。

 

ベンチャーの仕組みってのは

意外と知られていないように思います。

 

まして医療機器開発に

ベンチャーキャピタリストが

どう絡んでいるのかに詳しい人は少数派でしょう。

 

医療に関わる方々は

知っておいて損のない内容です。

 

それでは、また…。

 

 

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