ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方

 

おはようございます。

 

医師の転職・開業を

右腕的なパートナーとして寄り添い、

並走するエージェントの

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

北朝鮮の情勢が危機的な状況になってきて、

国際政治への関心が高まっていると思われます。

 

いやこれは私個人的な問題かもしれませんが、

この状況では学ぶ必要があるだろうと思い

本書を手に取ってみました。

 

よって本日のブログのタイトルは、

『 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 』

といたします。

 

医師キャリアインテリジェンス

 

本書をピックアップした理由

『新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方』

池上 彰・佐藤 優 文春新書 を読みました。

 

国際政治を学ぼう…と考えて、

さてどの本を読むかな?と

自宅にある本棚のまだ読んでいない

コーナーの前で悩みました。

 

本書はいつか読むだろうと思い

買ってあったのですが、

私の好みで言うと池上さんは◎なのですが、

対談相手の佐藤氏がどうも好きになれなくて…。

 

特に理由がある訳ではないのですが、

何となく敬遠してしまう何かがあるのです(苦笑)。

 

ただ現在の北朝鮮情勢を考えると、

今ならむしろ佐藤氏のような方の意見が聞きたいと思い

ついに読み始めたのでした…。

 

目次

序章 日本は世界とズレている

第1章 地球は危険に満ちている

第2章 まず民族と宗教を勉強しよう

第3章 歴史で読み解く欧州の闇

第4章 「イスラム国」で中東大混乱

第5章 日本人が気づかない朝鮮問題

第6章 中国から尖閣を守る方法

第7章 弱いオバマと分裂するアメリ

第8章 池上・佐藤流情報術5カ条

終章 なぜ戦争論が必要か

 

書評

上記の目次を

ご覧になって頂ければおわかりの通り、

本書は中東、中国、アメリカ、ロシア、EUなど

世界各国の情勢を分析していますが、

期待に漏れず北朝鮮に関しても書かれています。

 

そして何がスゴイかって、

それぞれの地域、国についての

相当な裏側の事情が披露されている事ですね。

 

自分で言うのも何ですが、

私は学生時代から歴史と地理が得意でして、

いわゆる社会と呼ばれる科目に関しては

公民なども含めて結構自信があります。

 

しかもやはり好きこそ物の上手なれ…ではないですが、

社会人になってからも

かなり学び続けているつもりなんです。

 

ところが池上さんと佐藤氏の会話は、

え~、そうなの?とか、ま・マジで…とか、

かなり驚きの解説が多くありました。

 

ネタバレになってしまいますので

ここではその点には触れませんが、

新聞の外交面を読んでいるだけじゃ足りない…とか、

ニュースは真実を述べていないという事に

嫌でも気づかされる事でしょう。

 

北朝鮮についても、

本書が発行された2014年11月とは

情勢は大きく変わっていますが、

そういう見方もあるのか…と驚きました。

 

実際に現在の情勢が

その通りになっているかと言えば

若干微妙なところもあるのですが、

いずれにしても国際情勢は

ひと筋縄ではいきませんね…。

 

大きな刺激とグッと視野を広げさせて頂きました。

 

評価

おススメ度は ★★★★☆ といたします。

 

私ごときが国際情勢を学んだところで、

何かができる訳ではありませんが、

やはり大人の1人として、

社会人の1人として、

知っておかねばならない事のひとつだと思うのです。

 

そもそも学生時代から

国際情勢には関心があって、

落合信彦氏などの著書を読み漁っていましたので、

何となくその頃の感覚を思い出して懐かしく思いました。

 

どうしても私は医療関係の書籍や

哲学本などを好んでしまう傾向にあるのですが

時々は国際情勢を学び、

視野を広げておかないといけませんね~。

 

それでは、また…。

 

 

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