おはようございます。
医師にQOLを高めた日常を送って頂くために、
転職や開業をオーダーメードでフルサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
人がしたくない事をすると
それだけで価値が高くなりますよね。
昨今では営業職を敬遠する人が増えているようです。
とても有難いです。
営業が得意な私の価値がどんどん高まります。
同じ営業でもやり方次第で
人の為になるし、
人を蹴落とす事にもなりますね。
真っ当な営業が広まって欲しいと思います。
本日のブログのタイトルは、
『 絶対に会社を潰さない社長の営業 』としました。
本書をピックアップした理由
『 絶対に会社を潰さない社長の営業 』
小山 昇 プレジデント社 を読みました。
株式会社武蔵野の小山社長の著書は
以前にも読んだ事がありました。
独特の考え方と語り口が心地よく
非常に勉強になりました。
前回は採用に関してでしたが
今回は営業についてです。
当ブログは医師向けですが、
開業医の先生や、
最近はビジネス展開をする先生もいらっしゃるので
参考になるかと思いご紹介させて頂きます。
目次
第1章 社長よ、NO.1営業マンになれ!
第2章 新規開拓で社長の本領を本揮せよ
第3章 社長がお客様を囲い込め!-継続取引のための営業
第4章 社長が営業に行く仕組み
感想
私は営業職に長く従事してきただけあって
営業という仕事が好きです。
しかし世の中的には営業というと
朝から晩まで飛び込み営業とか、
断られても断られても次々と客先を回るとか、
気合いと根性だけの人たちとか、
決してイメージは良くないですよね…。
実際にはそういう営業スタイルは
ひと昔前、ふた昔前のものなのですが、
なかなか古いイメージから脱却できないようです。
本書はどちらかというと
その古い営業スタイルについて書かれています。
よってプッシュ型営業が大嫌いで
プル型営業を好む私としては
半分はまったく賛成できません。
ところが面白い事に
もう半分はすごく共感できます。
これは営業というよりも、
経営という観点の部分かと思います。
いくらWEBが広まろうが、
新しく効率的な営業手法が出てこようが、
営業の基本は人対人。
これを抜きにしては語る事はできません。
そして営業が売らねば売上が立たず、
経営は右肩下がりになるでしょう。
だから小山さんは社長が営業せえ!と言います。
賛成です。
別に営業だけの話しではなく、
トップはあらゆる責任を負わねばなりませんからね。
いざという時には営業もするし、
マーケティングもするし、
クレーム対応もすべきです。
医療でいえば理事長や院長ですね。
トップの意気込みが組織を救うのでしょうが、
昨今ではトップはいい思いだけして
いざという時は逃げますからね…。
本書では会社で偉そうにふんぞり返っている社長を
穴熊社長とこき下ろし、
なぜ社長が営業に行かねばならないか?
社長が営業に行くメリットを説いています。
これが経営的にはごく真っ当で実に正しい。
そうだよね~、
やっぱりトップが先頭切らないとね~と
つくづく思いながら
自分も一生現役の営業であらねば…と思ったのでした。
評価
おススメ度は ★★★★☆ といたします。
開業医の先生は読むと面白いかもしれません。
将来的に開業を検討されている先生も含めて…。
別に営業をしなくたって、
経営者とは何ぞや?とか、
経営者が考えるべきことは?とか、
経営者は何をすべきか?がわかります。
やっぱり小山さんの理論は面白いです。
ちょっとがらっぱちだけど、
経営的な真理を突いていますね。
著書はたくさんあるようですので、
機会があればまた読んでみようと思います。
それでは、また…。
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