おはようございます。
医師の将来をより良いものにする為に、
キャリアプランを組み立て転職や開業をお手伝いする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
神道…。
おそらく私たちの日常生活に
自然と大きな影響を与えているのだと思います。
知らず知らずのうちに…ですね。
本日のブログのタイトルは、
【 日本の神々としきたりがわかる神道 】としました。
本書をピックアップした理由
『 日本の神々としきたりがわかる神道
八百万の神から神社のつくり、年中行事まで 』
一校舎社会研究会・編 ナガオカ文庫 を読みました。
いつか神道を学びたい…。
ずっとそう思っていたんです。
しかし難解な書籍では読破できないような気がして、
わかりやす~い本を探していたんです。
それで見つけたのが本書です。
パラパラとめくってみて、
よし、これなら行けると(笑)。
ひとつのテーマに関して
1ページでわかりやすく解説してくれてますし、
注釈も充実しており、
ここまで丁寧な内容に仕上げてくれた
出版社の方には拍手を送りたいです…。
そんな事を考えながら
神道の基礎的な知識を付けるぞ!と
気合いを入れつつ読み始めたのでした。
目次
日本の主な神社
日本の主な祭り
神社を彩るもの
第1章 神道・神とは何か
第2章 日本の神話
第3章 日本の神々
第4章 日本の歴史と神道
第5章 神社の仕組み
第7章 神道と行事
感想
いや~実に面白かったです。
なおかつすごくわかりやすかったです。
これ以上わかりやすくするには
マンガにするしかないくらいにわかりやすい!(笑)。
そもそも神道って何か?
世界の他の宗教とはどう違うのか?
このような基本的な所から始まり、
神話や、登場する神々についても
相当に平易にするために心を砕いてくれており
系譜を図にするなど工夫してます。
また奈良、平安、鎌倉、室町、江戸、明治の
それぞれの時代にどんな影響があったのか?
神社の成り立ちから
参拝の方法、お守りやおみくじ、神棚とか
結婚式、お宮参り、七五三、厄年、彼岸、お盆など
私たちの日常にすごく身近なのに
知っているようでよく知らない事についても
実に易しく説明してくれております。
今さら聞けないような事を
漏らさず取り上げてくれていて
実に助かりました。
初心者向けですので、
信仰心が篤くて常識を身に付けている方には
納得できない薄っぺらなレベルなのでしょうが、
私のような人間には最適な1冊であり、
気軽に神道を学ぶには素晴らしい内容でした。
評価
おススメ度は ★★★★★ といたします。
信仰している宗教は何か?という問いに対して
私たち日本人の7割が
自分は無宗教であると答えるのだそうです。
しかし私たちは初詣に行き、
節分、節句、彼岸、お盆、七夕、酉の市、
深い事を考えずに行いますよね。
道端のお地蔵さまに手を合わせたり、
お寺にも違和感なく行きますし、
ハロウィンやクリスマスまで楽しむ訳です。
それは私たちの日本人の根本に神道があるからで
一神教ではなく、
それこそ山、海、川、森、動物なども
神として崇める事ができる民族性に繋がる訳で
やはり日本人にとって
神道は切っても切り離せないものだという事が
本書を読んでよくわかりました。
別に私は神道を宗教として学びたかったのではなく、
仕事柄、常に人と接する中で
人を深く知るという事が自分のテーマになっており、
日本人をさらに深く知ろうと思えば
神道を学ぶべきだ…と思った次第です。
よって布教とか、
神道を信仰しましょうという意図はなく、
日本人論、社会論として学びたかったのです。
そしてその目的は充分に達成できました。
また個人的には神道を大事にしたいなと
知識を得る事でさらに思う事ができました。
それでは、また…。
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