おはようございます。
医師のキャリアプランを軸にして
転職、クリニック開業をサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
未来が見えない時代です。
希望が抱けないとも言えるかもしれません。
でも未来は毎日やってくる訳ですし、
自分でコントロールできるものもありますし、
やっぱり未来を予測する事は必要だと思うんですね。
本日のブログのタイトルは、
【 第五の権力 Googleには見えている世界 】
といたしました。
本書をピックアップした理由
『 第五の権力 Googleには見えている世界 』
エリック・シュミット ジャレッド・コーエン
訳 櫻井 祐子 ダイヤモンド社 を読みました。
なになにGoogle会長の初の著書！？
そりゃ読まなきゃいけないっしょ(笑)。
しかもですよ、
グーグルは世界をどう見ているか、
そしてどんな未来を創ろうとしているのか。
Google会長エリック・シュミット初の著書。
全米ベストセラー待望の翻訳。
2025年「世界80億人がデジタルで繋がる世界」、
私たちの暮らし、国家、革命、戦争はどうなるのか？
新しい権力を手にした市民が向かう先は？
彼が語る「未来」には、
すでにGoogleが「創りはじめている未来」だと感じさせるものもあり、
他の予測本とは違う「リアリティ」がそこにある。
こんな風に説明してある訳ですよ。
そりゃ読まなきゃアカンと思い、
手に取った次第です。
目次
序章 自由な表現と自由な情報の流れを可能にする新しい力・インターネット
第１章 未来の私たち
第２章 アイデンティティ、報道、プライバシーの未来
第３章 国家の未来
第４章 革命の未来
第５章 テロリズムの未来
第６章 紛争と戦争の未来
第７章 復興の未来
終章 私たちの結論
感想
え～とですね…。
期待値はかなり大きかったのですね。
以前に下記の本を読みました。
この本がメチャクチャ面白かったですし、
物凄く勉強にもなったのですね。
私としてはこの本を超えるかも？という
かなりバーを上げてしまっていたというのもあるのですが、
いや～、たまには辛辣な事も書きますけど
本書は「ハズレ」でした…。
国家権力は立法、行政、司法の三権で統治されています。
それに加え政府を監視する役割の報道機関が
第四の権力と言われました。
これから世界の人口80億人のほとんどの人が
オンラインで繋がり、
私たち１人１人が新しい権力、
第五の権力を握るかもしれない。
このデジタル新時代に私たちはどう生きるべきなのか？
私たちの未来を説明しよう！と
序章で書かれており、
とてもワクワクしていたんです。
そして第１章は面白かったです。
私たちの未来がどうなっていくのか？
生活はどう変わっていくのか？
ところが第２章から３章、４章と読み進めていくにつれて
正直ちょっと苦痛になってきました。
国家とか、革命とか、テロリズムとか、
戦争とか、災害からの復興とか、
え！Googleの会長がそんな話し？と
期待とはどんどんズレてしまっているのです。
共同執筆者の方の影響なのかもしれませんが、
時折出てくる携帯電話、スマートフォン、
インターネットなどの言葉が空しく響いてしまう感じです。
どこかでまた面白くなるかもと思い
何とか最後まで読み終えましたが、
ちょっと残念な内容でした。
最初からそういう本だとわかっていれば
また感じ方も違ったかもしれませんが、
Googleには見えている世界ってのは
全然違うだろうと思い、
やっぱり宣伝広告に騙されちゃいかんな…と
後悔してしまいました。
評価
おススメ度は ★★☆☆☆ といたします。
珍しく相当の辛めですね…。
期待が大きかっただけに
失望感も大きくて
辛めの評価といたしました。
最初からこういう本だとわかっていれば
また評価も変わったかもしれませんが、
私のようにガッカリしてしまいます。
世界情勢や政治や社会の本だと思ってれば
もっと楽しめたかもしれません。
それでは、また…。
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