ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

崖っぷち2000人の経営者を再生させた社長の鬼原則

 

おはようございます。

 

医師のキャリアプランを研究し続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

経営について学ぶというのは、

別に経営者でなくとも必要であると

私自身は考えています。

 

どんな仕事をしていても、

経営者が何を考え、何に悩み、何を志し、

どんな価値観を持っているのかは

知っておいて損がないと思うんですね。

 

実際に私は20代の頃から

時々ですけど

経営本を何冊も読んできました。

 

そのおかげでしょうか?

現在は経営者になっており、

2回目の社長として仕事をしています。

 

もしかしたら経営的な意識や発想が

いつの間にか身に付いたのかもしれません。

ようわかりませんけど(笑)。

 

本日のブログのタイトルは、

【 崖っぷち2000人の経営者を再生させた社長の鬼原則 】

といたしました。

 

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本書をピックアップした理由

『 崖っぷち2000人の経営者を再生させた社長の鬼原則 』

板坂 裕治郎 かんき出版 を読みました。

 

このタイトル…。

なかなか刺激的ではありませんか?(笑)

 

書店で思わず2度見して、

こわごわ手に取ってみると

意外と(失礼!)勉強になりそうな予感。

 

コロナ渦でアップアップしている

経営者だって少なくない時代ですし、

自分自身も今後どうなるか?

それこそ最悪の事態を想定はしておかねばならず、

備えあれば患いなし…。

 

これは読んでおくべきだろうと考えて、

読み始めた次第です。 

 

目次

序章 あんたは、

   社長の4大疾病(怠慢・傲慢・自堕落・無知)に

   かかっとらんですか?

第1章 社長とお金

第2章 社長の心がまえ

第3章 社長と商売のコツ

第4章 社長と経営

第5章 社長の人心掌握術

第6章 社長の学び 

 

感想

なるほど~。

やはり勉強になりました。

 

もともと著者自身が経営者であり、

しかも大失敗をした方です。

 

今だに借金を返済し続けているとか…。

 

経営者仲間が資金繰りに悩み、

自ら命を絶つことが立て続けに起こり、

これ以上死なす訳にはいかん…という事で

経営コンサルタントになったそうです。

 

これが大成功。

実際に経営者として成功も、失敗も味わい、

資金繰りに悩み、人事に悩み、売上に悩み、

数多くの失敗をしてきた方だからこそできる

経営的なアドバイス

 

しかも小さな会社が生き抜く術を教えますと

銘打った本書ですから

中小企業の経営者向けと言えます。

 

医療業界で言うなら、

病院経営者ではなく、

クリニックの開業医向けという感じでしょうか?

 

実際に開業医の先生方や

これからクリニックの開業をしようと考えている方には

相当に学ぶところの多い内容だと思います。

 

バカ社長だとか、お前アホか?とか、

言葉は決してきれいではありませんけど、

書かれている内容は

かなり本質を突いているように感じました。

 

中小企業を、「中小零細弱小家業」と呼び、

時には厳しく、時にはズバリと解決策を提示します。

 

著名な大企業経営者の本にはない

リアルな現実と

中小企業だからこその的確なアドバイス

次から次へと出てくるのです。

 

経営本には珍しく

私は一気読みしてしまいました。

 

では恒例の私がグッと来た箇所を

ご紹介します。

 

中小零細弱小家業のアホ社長さんは、

必ずと言っていいほど大きな病気にかかっている。

しかも自覚症状がない。

それは「社長の4大疾病」。

4大疾病といっても、

ガン、脳卒中心筋梗塞、糖尿病といった病気ではない。

怠慢、傲慢、自堕落、無知。

これがアホ社長が必ず患っている「4大疾病」だ。

(P.18)

 

事業を傾けてしまう社長には共通点があった。

それが次の7つだ。

①応接室

②神棚

③熊手

④高級車

⑤ブランド物のバッグ、財布、名刺入れ

⑥会社のトイレが汚い

⑦占い師

(P.49~50)

 

アホは淘汰され、

頭を使った会社だけが生き残るからだ。

あなたは「社長」と「経営者」の

違いがわかるだろうか?

社長とは、

仕事ができなくても登記簿上、

会社の長となっている人だ。

経営者は読んで字のごとく、

会社を経営する人だ。

「社長」と「経営者」は似ているようで、

まったく違う。

(P.83)

 

いくら金を積んでも経営者にはなれない。

営む間に学び、

成長していく必要があるからだ。

つまり、アホでも、バカでも

会社を作ればすぐに社長になれる。

けれども、経営者になるには

勉強が必要だということだ。

(P.84)

 

20代のうちから

「世の中に感謝です!」とか、

「世の中の人に想いを伝えたいんです!」とか

言ってるやつを見ると、

「お前ら、なに背伸びしていい人気取ってんや!」

と思ってしまう。

20代の頃は「金、車、いい暮らし」と

ギラギラしていてかまわない。

絶対に失敗するからだ。

人が何を境にして変わっていくかと言えば、

「大きな痛手」しかない。

(P.96)

 

行動できる人の頭の中には

「できない理由」がない。

逆に、行動できない人の頭の中には、

「できない理由=言い訳」しかない。

(P.99)

 

人間は1人きりで変わろうと思っても、

難しい。

自分自身で、自分が決めたことを

否定することがすぐにできるからだ。

ところが、「熱い想い」を「見える化」すると、

人の輪ができ、

その関係性の中で

「覚悟」が決まっていく。

その後はとにかく進むしかなくなる。

それがあなたを「変化」させるのだ。

(P.106)

 

何かをはじめるにしろ、

辞めるにしろ、

決断は早い方がいい。

その分、時間も資金も

余力が残るからだ。

(P.117)

 

強みとは、

自分の人生の中で

経験したことからしか出てこない。

あなたの会社の強みも、

あなた自身の強みも過去の中にある。

人生の棚卸をすることで、

お客さんのためになる、

本当にアピールするべき

「強み」が見えてくるのだ。

あなたの会社にしかないもの、

できないことがあるから、

何度も足を運んでくれる

常連さんがいることを理解しよう。

(P.141)

 

人間は、

自分サイズの生き方しかできない。

ところが、

1つ成功すると

人はついつい自分サイズをはみ出して、

無理に儲けようとして失敗するのだ。

(P.153)

 

いちばん大事なことはコケないことじゃなく、

コケながらコケ方を知っていくこと。

(P.215)

 

人生には何回か、

「これは!」というチャンスがやってくる。

だが、そのチャンスの種は

必ず出会った誰かが持ってきてくれるものだ。

1人で悶々と考えて、

チャンスが舞い込むことはまずない。

(P.220)

 

幸せの基準をどこに置くか。

多くの人が迷いながら生きている。

(P.236) 

 

評価

おススメ度は ★★★★☆ といたします。

 

この手の内容は、

またこの手の著者は、

どうしても賛否両論が出てしまうと思います。

 

なぜなら批判するのが簡単だからです。

 

でもその批判は感情的なものであったり、

人を見下すようなものでしょう。

 

恐らくそういう人は

経営者としては成功しないでしょうし、

経営者ではない人が大半ではないでしょうか。

 

著者は四の五の言わずに

しっかり経営せえ…というタイプですから

どうしても合う合わないはあるんですけど、

私は個人的にわりと好きです。

 

著者の伝えたいことの裏側であったり、

もう少し先まで見える気がしました。

 

中小零細弱小家業の経営者や

今、経営が非常に苦しい経営者にとっては、

特にギリギリの資金繰りの経営者は

是非とも本書を手に取るべきと思います。

 

また前述しましたが、

クリニックの開業医や

これから開業を目指している先生も

本書を読むといいですよ。

 

クリニックの開業セミナーとか、

開業本とか、

経営セミナーなどでは

絶対に知る事ができない

リアルな経営を理解する事ができますから。

 

それでは、また…。

 

 

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