ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

毛利元就


おはようございます。

 

毎日の読書が欠かせない

医療コンサルタントとして学び続ける

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

今回は個人的趣味で選びました。

 

歴史好き、人物好きの私には

この人物文庫シリーズは

大変に有難い存在です。

 

すでに何冊も購入済みで

適度に織り交ぜているのですが、

読むペースよりも買うペースの方が早くて

どんどん積み上がっています(笑)。

 

読みたい本がたくさんあるので、

順番に読みこなしているつもりなのですが…。

 

今回ご紹介する書籍は、

毛利元就です。

 

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本書をピックアップした理由

毛利元就

人物文庫 松永義弘 を読みました。

 

混迷の時代を生き抜くために!と

本の帯に書かれていました。

 

うむ、確かに。

ましてコロナ禍で

さらに私たちは混乱しています。

 

戦国時代とは全く違うけれども

命を賭けて生き抜いた武将たちのサバイバル戦略には

何か参考になるところがあるだろう。

 

そんな事を考えながら

ピックアップしたのが「毛利元就」です。 

 

たぶん戦国武将の中では

わりと有名な武将ですが、

意外と詳しくは知らない方が多いんじゃないでしょうか?

 

って私がそうなだけなんですけど(笑)、

歴史小説とはいえ

1度じっくりと勉強したいものだと思っていたので

本書がよいきっかけになればいいなと思いました。

 

それと人物文庫は私のライフワークです。

今まで何十冊と読んできましたが、

下記に3冊ほど書評をご紹介しておきます。

 

ka162701.hatenablog.com

 

ka162701.hatenablog.com

 

ka162701.hatenablog.com

  

目次

・多治比の乞食若殿

・鷲の羽

五龍

・郡山籠城

・出雲遠征

・吉川騒動

・百万一心

・陶挙兵

厳島

・五か国の太守

・尼子攻め

・大鷲 

 

感想

実に、実に勉強になりました。

毛利元就、知っておいて損はなし。

 

経営者としても

ビジネスマンとしても

現代社会をサバイバルするための

「コツ」や「ノウハウ」が満載です。

 

元就の子で本家を継いだ隆元、

吉川氏に養子に出た元春、

小早川氏に養子に出た隆景、

この3人に伝えた

1本の矢では簡単に折れるが

3本まとめると折れにくい。

 

毛利一族の結束を説いた

「三本の矢」の逸話は

あまりにも有名ですけど

やはり毛利家が中国地方で勢力を伸ばしたのは

元就と3人の息子たちの結束があってこそなのですね。

 

もともとは安芸の小豪族の生まれの毛利元就

 

周囲には大内氏、尼子氏と二大勢力に囲まれ、

いつ領土を失ってもおかしくない状況の中で

軍事的な才能を発揮するのは当然の事ながら、

調略、政治的な能力も遺憾なく発揮して

領土を守るどころか、

大内氏を滅ぼし、

続いて尼子氏まで滅ぼして

中国地方の雄に羽ばたいていく様…。

 

当時としては長生きと言える

75才の生涯を描いた本作品。

 

読み物としても面白かったですし、

歴史の勉強としても理解が高まりました。

 

毛利元就がいたからこそ

その後の関ヶ原の戦い

そして長い江戸時代を経て

幕末まで毛利家は続いたのですね。

 

しかも幕末の志士たちは

元就が作った家風を大変に大切にしていたとか。

 

読んでいていくつか思った事を書きますと、

まず調略、謀略が得意であったと言われる元就ですが、

確かにそうなんですけど、

それだけではない。

 

毛利一族の団結に心を配り

百万一心を求めるとともに、

敵方を赦し、家臣にする事で、

戦う集団を作り上げていった事がよくわかります。

 

また正室である玖を亡くしてからも、

長年愛し続けてきたところなど

人間らしいところもあっていいですね。

 

きっと妙玖も喜んでいた事でしょう。

 

本書を読む中で

毛利元就下剋上の世の中で

のし上がっていった理由は…

あくまでも私の個人的見解ですけど…

 

① 慎重派であるが、決断すると大胆に行動する。

② 事態の先を見据えている。損して得が取れる。

③ チームビルディングが上手い。

 

この3点かなと感じました。

 

私はもっと猛将のイメージを持っていましたが、

むしろ元就は内政に力を入れつつ

外政に長期的な戦略を持って取り組んでいたのですね。

 

この頃の比較で言えば

織田信長が足利将軍を中心に

包囲網を敷かれてしまい、

打破するのにとても苦労をしていましたね。

 

もしあの時、武田信玄が上洛していたら

歴史は大いに変わっていたかもしれません。

まあ歴史に「もしも」はありませんけど。

 

信長と比較すると

毛利元就は敵が少なかったようです。

 

京都よりも領地が広く、

武将たちが群雄割拠ではなかった

地理的に有利であったというのもあるでしょうが、

信長ほど敵を作らなかったというのは

やはり元就の人徳であったかもしれません。

 

また元就の息子たち、

隆元、元春、隆景、

そして隆元の息子である輝元も含めて、

それぞれの人間性や性格の描写が具体的であり、

また元就がそれぞれとどう接してきたか?は

毛利家の家風を理解するのに役立ちますし、

元就の人物面を知る事ができました。

 

孫である輝元に対して

好々爺であり、

息子たちほど厳しく接していないところなど

微笑ましく思いました。

 

毛利元就については

それなりの知識を持っているつもりでしたが、

歴史小説を読み込むことで

私自身の想像力も膨らみ、

理解度が上がった気がします。 

 

評価

おススメ度は ★★★★☆ といたします。

 

別に満点でも全然いいのですが、

あまり連発すると価値が低減しますので…。

 

先行き不透明な現代社会。

時代は刻一刻と変わっていきますし、

ある意味では一寸先は闇と言えるかもしれません。

 

しかし歴史上では

現代よりもさらに苦しかった時代がある訳で

下剋上が広まる戦国時代などは

そのひとつと言っても過言ではないでしょう。

 

生死が掛かるだけに

現代よりも厳しいです。

 

そんな時代を生き抜いたどころか、

勢力を拡大させて、

しかもそれが幕末まで続いた事を考えると

毛利元就はもっと評価されて良いでしょうし、

現代を生きる我々も学ぶべき点が多いのではないか?

 

そんな事を思いましたし、

事実、私は生き方として取り入れようと思うところが

いくつかありました。

 

賢者は歴史から学ぶものですもんね。

 

それでは、また…。 

 

 

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