おはようございます。
読書がライフワークになっている
医療業界のコンサルタント
ジーネット株式会社の小野勝広です。
誰もが毎日
一生懸命に生きていることと思います。
ただどうしても上手下手はありますし、
自分のことはさておき
もっと上手に賢く生きればいいのに…
そんなことを思う人は
周囲にいらっしゃることでしょう。
でもきっと相手も自分のことを
もっと楽に生きたらいいのに…とか
もっと自由に生きたらいいのに…と
たぶんですけど、思っているんじゃないでしょうか。
人間って
ホント自分のことは見えないんですよね。
だからこそ人から学ぶべきなのですし、
歴史上の人物から学んだり
誰かの功績や失敗から学んだりするのですよね。
なぜ生きるのか？
人生とは何か？
そんな哲学的な問いに対して
私ごときが答えを出すことはできませんけど
あちこちにヒントは散りばめられているのが
この人間社会の面白いところです。
あとは気づくか、スルーするか。
どうせだったら
しっかりと気づいて
自分のモノにしていきたいですね。
今回ご紹介する書籍は、
【 きっと明日はいい日になる 】 です。
本書をピックアップした理由
『 きっと明日はいい日になる 』
田口 久人 ＰＨＰ研究所 を読みました。
田口さんのことは
何かのSNSで知り、
その言葉が印象に残っていました。
ちょっと気になって
本書を購入したのですが
こういうモードには若干の苦手意識があるのですが
それでも１度は読んでみたくて
いくつかの著書の中から
こちらをピックアップしました。
田口さんはもともとInstagramで人気となり
何とフォロワーが69万4000人以上いらっしゃるようです。
アカウントは下記です。
https://www.instagram.com/yumekanau2/
著書も累計で80万部を突破しているとのこと。
すんごい方ですね。
田口さんの言葉から
自分自身が何を感じるのか。
私の穢れた心が
どんな風に反応するのか。
かなり楽しみにして読み始めたのでした。
目次
Chapter１
毎日が楽しくなる
ー幸せと思える心があればいつでも幸せになれる
Chapter２ 一歩踏み出す
ー人生を変えるのは小さな一歩
Chapter３ 人間関係がよくなる
ー何を言うかより何を言わないか
Chapter４ 心を整える
ー生きてさえいれば次がある
Chapter５ 自信を身につける
ー比べるなら昨日の自分と信じるなら今日の自分を
Chapter６ 夢をつかむ
ーこれからと思えばいつでも始まる
Chapter７ 自分らしくいる
ーいつでも人生は自分次第で最高になる
感想
本書を読みながら
いろんなことを考えました。
なにせ１ページにある文字数は
他の本と比較したら
ものすごい少ないですし、
じっくり考えながら
そして言葉を噛み締めながら
ゆっくり、ゆっくり読むのが適切と思います。
最近の若者は…なんて言い出したら
老害の始まりと言えるかもしれませんが、
率直に言って
「生きるのが下手」なように感じます。
Ｚ世代の価値感なんて
この先、５年、10年後には
とてつもなく後悔するじゃないでしょうか。
もちろんそれでいいなら全然いいので
好きに生きていいんですけどね。
でもおそらくこの世代の中にも
こんなんでいいのだろうか？
10年後にどうなっちゃうんだろうか？
そう不安を持っている人は少なくないでしょう。
学びなさい。
必死に勉強しなさい。
な～んてつい偉そうなことを言いたくなりますが
別にどうでもいいんですよ。
若者が人生を間違えても。
それは若者の特権ですから
散々間違えて、多くの失敗をして、
その上で気づくことができればいいんです。
私もそうでしたし
人生の先輩たち全てが同様と思います。
ひとつだけアドバイスができるとしたら
人は１人で生きてるんじゃないよ。
もうこれだけで結構です。
人を否定、非難、批判しても
自分は浮かばれないどころか
そんな人は社会の底辺に落ちていきます。
嫌だと思ったら
生き方を学びましょう。
人生勉強をしましょう。
ということで
本書は人生の勉強ができる良書です。
私もたくさんの気づきを得ましたし
多くの言語化を手に入れたように思います。
さらっと読めば
あっという間に読めてしまいますけど
あえてゆっくりと時間を掛けて読むのがいいですね。
もし日本人全員が本書を読んだら
この国はずっといい国になるんじゃないでしょうか。
それくらいにステキな本でした。
特に人生がまだ見えていない
若い方々には絶賛おススメいたします。
それでは恒例の私がグッときた箇所をご紹介いたします。
下記は私が感じ入った文章ですが
きっと皆さんは他のところに心を動かされることでしょう。
皆さん独自の気に入った言葉が手に入ると思いますよ。
～不幸な人と幸せな人の違い～
不幸な人は自分にないものばかり気にして
幸せな人は自分にあるものに目を向ける
不幸な人は他人のためだけに時間を使い
幸せな人は自分のために時間を使う
不幸な人は好かれようとふるまい
幸せな人は嫌われても気にしない
不幸な人はまわりに期待しすぎて
幸せな人は自分の力を信じる
不幸な人はやるべきことにとらわれて
幸せな人はやりたいことをやる
不幸な人は準備しているうちに諦め
幸せな人は今すぐ動き出す
不幸な人は過去にしがみつき
幸せな人は未来を見据えている
幸せは他人から与えられるものではなく
自分から生み出していくもの
自分も幸せにできる人は他人も幸せにできる
（003）
自分を幸せにするのも
不幸にするのも自分次第ですね。
できることなら
ちょっと先のことを考えて
その先が崖か、道が続くのか、
それくらいは考えたほうが良いかもしれません。
～使えばいい～
目は困っている人に気づくために
足はその人のもとへ駆け寄るために
耳はそばにいて悩みを聞くために
心は自分のことのように感じるために
頭は解決方法を考えるために
口は勇気づけるために
手は一緒に解決するｔまえに使えば
人生は豊かになる
（007）
自分の能力や知識やノウハウは
人のために使うべきです。
自分の欲望や悪事のために使ったら
あっという間に錆びつきますよ。
誰かを幸せにすれば
必ず返ってくるんだから。
昨日の自分が
やらないことを
毎日していれば
あっという間に
人生は変わる
（024）
変わるのは自分と未来。
変わらないのは他人と過去。
変わりたければ
自分を変えましょう。
未来も一気に変わりますよ。
～すぐに行動できる８か条～
自分にできない理由ばかり
探すのをやめなさい
わからないのは仕方がないから
できることから始めなさい
明日やればいいと
先延ばしするのをやめなさい
一度やめたらクセになるから
少しでもいいから続けなさい
気分が乗らないときこそ
考えすぎずに飛び込みなさい
どんな人でも失敗するから
恐れずにやりなさい
自分が思う以上にできるから
限界を作るのをやめなさい
結果が出ないことがあっても
自分の可能性を信じなさい
無理だと決めるのは
他人ではなく自分だから
今すぐ動きなさい
（033）
やってしまえば
何かが手に入る。
成功でも、失敗でも、中途半端でも
それが未来に花咲くんだな。
やりながら修正すれば
さらに良くなるよね。
～好かれる人～
思ったことを何も考えず
そのまま口に出すのが
嫌われる人
思ったことを伝えるのが怖くて
何も言わないのが
忘れられる人
思ったことを
相手が受け取りやすく話すのが
好かれる人
相手の事を考えて伝えても
伝わらないこともある
それでも諦めずに伝えることで
良好な関係が生まれる
（057）
嫌われる自分って
自分でそうしているんですよね。
ちょっとしたコツと
人間とは何かという原理を知れば
きっと好かれる自分になるんだわ。
～相手の立場～
相手の目で見たら
どのように見えるだろう
相手の耳で聞いたら
どのように聞こえるだろう
相手の心で感じたら
どのように感じるだろう
いくら頑張っても
相手の気持ちにはなれないし
立場にもなれない
だけど相手を思いやる気持ちは
きっと相手に伝わる
（066）
自分の思う通りにしたいなら
人の思う通りにしてあげることです。
話しはそこからじゃないでしょうか？
全員から
好かれようとすると
全員から嫌われる
（069）
好かれるとか嫌われるとか
そんな安易な価値観ではなく、
世のため人のためになれる自分になれば
自ずと志の近い人が集まってくるでしょう。
～幸せの順番～
失恋する人がいるから
付き合える人がいて
不合格になる人がいるから
合格する人がいて
２番目の人がいるから
１番目の人がいて
誰かの不幸が誰かの幸せに
つながることもある
いつまでも幸せな人もいなければ
いつまでも不幸な人もいない
幸せには順番がある
その苦しみや悲しみは
いつか誰かに役立つことだってある
あとは起きたことをどうとらえるかだけ
（081）
社会の仕組み、構図・構造を理解すれば
自分１人で生きているわけじゃないことが明らかとなる。
話しはここから。
～自分の花～
他より先に咲いた花は
散るのも早い
どんなにきれいに
咲き誇っていても
必ず散っていく
無理して
芽を出さなくてもいい
じっくり根をはること
その時が来れば
自分の花を咲かせればいい
（101）
何かを成し遂げるためには
そのための準備が必要ですね。
何もしないで咲くことはないんじゃないかな。
～自分の道～
誰かによって
決められた道を進んで
早くゴールにたどり着いても
満足することはない
たとえ踏み外してもいいから
自分の意志で踏み出すこと
たとえ遠回りになっても
自分を信じて進むこと
自分の道は自分で切り拓けばいい
自分だけの道を歩けばいい
自分にしか味わえない
景色が待っているから
（113）
どこかにバラ色の世界がある…って
そんなのありませんね。
自分で作るこっちゃ。
根拠なんていらない
根拠なき自信こそ
人生を変える
（117）
根拠のある自信なんて
当たり前の話しじゃないですか？
常識をぶち破りましょう。
～プロ８か条～
今の自分に満足することなく
常に自分を磨き続け
本当に相手が満足することは
何なのかを考え続けて
ありとあらゆることを想定し
準備を怠らない
どんな困難にぶつかっても諦めず
考えられることをやり尽くす
何度壁にぶつかっても可能性を模索し
たとえ可能性が低くても自分を信じ
二度はないという覚悟でのぞむのが
本当のプロフェッショナル
（130）
自分の領域でプロフェッショナルにならないと
情報弱者になっちゃいます。
世の中がプロだらけになったら
社会全体が良くなりそうですね。
～すべてを変える～
うまくいかないときは
すべてを変えてみる
服を変える
化粧を変える
食事を変える
場所を変える
時間を変える
交友関係を変える
自分を変える
今までと同じことをしていたら
同じ結果が待っている
（136）
脱皮できない蛇は死ぬそうです。
人間も何度も脱皮すべきではないでしょうか？
～いろいろな道～
人生にはいろいろな道がある
どの道をえらんでもいい
自分が納得しているなら
どんなペースで歩いてもいい
自分が心地よいなら
どんなゴールを目指してもいい
自分が心から満足するなら
他人に用意されたレールを歩いたら
いつか後悔する
まわりに合わせていたら
いつか苦しくなる
まわりと同じゴールを目指したら
いつかわからなくなる
自分の道は自分で決める
自分を信じて歩けばいい
（158）
キャリア論にも通じますね。
自分の道は自分で決めなきゃ。
でもリスクマネジメントはしておきましょうね。
～最高の人生を送る８か条～
やり方はいくらでもあるから
決めつけないこと
問題にぶつかったら
シンプルに考えること
曖昧にしていることを
今すぐ終わらせること
過去を変えようとせずに
今を変えること
恥ずかしがらずに
いつも感謝の気持ちを伝えること
傷つくことを恐れずに
ありのままの自分を見せること
今までの自分が
やらなかったことに挑戦すること
まわりにどのように思われても
一番大切な人と一緒に過ごすこと
いつでも人生は自分次第で最高になる
（182）
何が最高なのかも
自分で決めましょう。
そうすれば最高に近づけますから。
評価
おススメ度は ★★★★★ と満点といたします。
当初私が思い描いていた期待を
大幅に上回り
大変勉強になる１冊でした。
つい田口さんのInstagramはフォローしてしまったし
他の著書もいずれ読んでみようと思います。
それでは、また…。
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