ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60冊以上の本を通じて、人生や社会の構造を読み解いています。 読書感想にとどまらず、キャリアや人生に彩りを与える言葉を綴っています。読書好きな方と繫がりたい!

静かな人の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

 

おはようございます。

 

読書がライフワークになっている

医療業界のコンサルタント

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

読書は最高の勉強であり、

人生の楽しみだと思ってます。

 

知識や教養を深めるだけでなく、

他者の視点や価値観に触れることで

思考の幅が広がりますしね。

 

言葉の力を磨き、心を豊かにし、

未来を切り拓くヒントをくれる。

 

そんな読書の時間は、

自分自身を育てる大切な投資とも言えそうです。

 

私には特別なメンターはいませんが

内田樹さんや、マルクスアリストテレスなど

そして様々な歴史上の偉人と語り合っていますので

読書こそが最強のメンターとなっています。

 

今回ご紹介する書籍は、

【 静かな人の戦略書 

  騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 】 です。

 

 

本書をピックアップした理由

『 静かな人の戦略書 

     騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』

ジル・チャン 著 神崎 朗子 訳 ダイヤモンド社 を読みました。

 

これもスレッズかなにか、

SNSで見掛けてポチっとしたのですが

何となく惹かれるところがありませんか?

 

私自身はたぶん静かなタイプとは真逆であり

外向型の人間であるとは思うのですが、

そうは言っても

人は白黒ハッキリつけられるものではなく

私の中にも静かなところ、内向型なところも

少なからずあると思うのですね。

 

そこを弱点ではなく

どうすれば強みに転換できるのか?

 

ま、あと私の娘は自称「陰キャ」らしく

確かに性格的には内向型なところがあります。

何か娘にもアドバイスできたらいいなとも思いました。

 

そんなこんなで本書を読み始めたのです。

 

目次

日本語版への序文──控えめで強力な「静かな力」

INTRODUCTION:鎧を脱いで身軽になる

 

■PART1:静かな人の「仕事」の戦略

──冷静沈着に「戦略的思考」を生かす

 

CHAPTER 1:「はったり」はいらない

CHAPTER 2:戦略的に「得意なこと」で勝負する

CHAPTER 3:「核心」の能力を集中的に磨き上げる

CHAPTER 4:独特の「脳の特徴」を武器にする

CHAPTER 5:自分を「現実的」に見つめ、受け入れる

CHAPTER 6:ストレスフリーで「新しい環境」になじむ

 

■PART 2:静かな人の「人間関係」術

──「深く聞く力」で人を魅了する

 

CHAPTER 7:仕事の戦場で「味方」を増やす

CHAPTER 8:落ち着いて「もめごと」をさばく

CHAPTER 9:「他人の感情」にいちいち振り回されない

CHAPTER 10:「電話」は難敵にも強い味方にもなる

CHAPTER 11:「交渉」を成功させるカギは聞く力

CHAPTER 12:「出張」で力の浪費を最小限に抑える

CHAPTER 13:外向型文化の中で「バックハンド」で戦う

 

■PART 3 冷静な力を「人前」で生かす

──完璧な準備で「質の高い」仕事をする

 

CHAPTER 14:長所を生かせば「イベント」は楽勝である

CHAPTER 15:そもそも、本当に行く必要があるのか?

CHAPTER 16:勝敗は「始まる前」に決している

CHAPTER 17:社交は「戦略」がすべて

CHAPTER 18:人前で話す極意

CHAPTER 19:会議で「隠れる」ことはできない

CHAPTER 20:静かな人は「SNS」を使い倒すべし

 

■PART 4:静かな人の「潜在能力」

──しなやかな「リーダーシップ」を発揮する

 

CHAPTER 21:「謙虚さ」こそが成功をもたらす

CHAPTER 22:タイプを混ぜれば「最強チーム」ができる

CHAPTER 23:あえて「正反対」の相手とタッグを組む

CHAPTER 24:上司を「管理」して、正当な評価を得る

CHAPTER 25:リーダーに「カリスマ」はいらない

CHAPTER 26:「静かな羊」がライオンを導く

 

感想

なるほど、著者は自らを内向型人間と位置付けて

内向型だからこその強みを発揮してきた方のようです。

 

上の目次を見ていただければわかる通り

著者自身が実行してきたノウハウが詰まっています。

 

著者は台湾の方のようで

アメリカで様々な仕事をするなかで

実績を残してきたそうですが…

 

まあ私の勝手なイメージですけど

内向型のアジア人が

陽気なアメリカ人のなかで

評価を受けるというのは並大抵のことではなさそうです。

 

実際に著者がしてきたことは

とても理に適っていて、私自身も、

あ、これは取り入れようと思うところは多かったです。

 

内向型といっても

おそらく様々なパターンや個性があると思うので

万人向けではないかもしれませんが、

知っておくと有用なノウハウが手に入りますよ。

 

それでは恒例の私がグッときた箇所をご紹介いたします。

 

私が心底揺さぶられたのは、

ようやく気づいたからだーー

私はべつに、ほかの人たちより劣っているわけじゃない。

ただ、ちがうだけなのだ、と。

社会のメインストリームの価値感は、

単一の基準になってしまいがちだ。

美しさの基準や成功の基準というものが存在し、

人の性格も、ひとつのタイプだけが

「普通」とされる。

私たちは、みんなそのひとつの基準を満たそうとして

努力しているうちに、

自分が本当はどんな人間なのかを忘れてしまうのだ。

(P.35~36)

 

キャリアや人生の考え方も

まったく同じのように感じます。

 

ステレオタイプな成功の形とか

わかりやすい年収とか

そういうものに捉われるのではなくて、

自分はどうしたいのか?

自分はどうなりたいのか?

この最も大事な点を見失ってしまうのですね。

 

自分が何者なのか

何者になろうとしているのかを知らずに

未来はなかなか拓けてこないのではないでしょうか。

 

ところがたいていの場合、

私たちは自分自身を

仕事のニーズに合わせなければならない。

さらに、自分にとっての理想の仕事が、

時が経つにつれて変わることもある。

社会人になった当時の理想や目標が、

5年、10年とキャリアを積み重ねるうちに

変わっていく場合もある。

最初はなじめなかった状況にも、

すっかり順応しているかもしれない。

(P.96)

 

本当にその通りだと思うんですよ。

これに続いてグーグルの元CEOエリック・シュミット

「宇宙船に乗らないかと誘われたら、

 どんな席ですか、なんて訊くもんじゃない。

 飛び乗るんだ」という言葉を紹介し、

メタのCOOのサンドバーグ氏の

「キャリアの先の先まで確実に計画しようとすれば、

 絶好のチャンスを逃してしまう」という言葉も紹介してます。

 

やったもん勝ち。

やらないもの負け。

 

やってみなきゃわからないのに

わからないまま辞めてしまう。

 

確実にキャリアの汚点になりますし

自分の人生を窮地に陥らせていますね。

 

「内向型に向いている仕事というのはありませんが、

 あなたに向いている仕事ならあります」

(P.100)

 

う~ん、名言ですね。

 

冷静かつ厳格な自己分析のうえで

自分の道を決めるなら

きっと正しい方向に歩んでいけると思いますが、

つまらないことで嫌だ、嫌だと

どこかにもっと素晴らしい世界があるはずだと

自分をないがしろにして

損得勘定で動くならば

数年後はもっと厳しい状況に陥るでしょう。

 

自分を見つけた人や

見えないけどチャレンジする人には

確実に負けますね。

 

私は以前、

パブリック・スピーキングのコーチから聞いた、

「努力の9割はステージの外で行うもの」という

言葉を心から信じている。

しっかりと準備をしておけば、

登壇前に、すでに9割は完璧になっているのだ。

(P.253)

 

確かにそうだと思います。

ただ意外と見過ごされがちなのが

「心構え」かもしれません。

 

自分は大丈夫と準備段階で思えたら

だいたい大丈夫ですからね(笑)

 

ところで企画書を練り上げてからは、

どうすれば上司の承認を得やすいだろう?

台湾のイノベーション・マネジメントの講演家、

ジャッキー・リューが、わかりやすい例を挙げている。

主導型のマネージャーには

企画書の内容を1ページにまとめた概要を提出する。

感化型のマネージャーには、

企画書の見栄えに力を入れる。

安定型のマネージャーには、

実務的な内容にする。

では、慎重型のマネージャーの場合は?

企画書は分厚ければ分厚いほどいい。

(P.315)

 

なるほど、面白いですね。

傾向と対策としては合っているかもしれません。

 

ただマネージャーの分類も

こんなに簡単には切り分けられません。

 

誰だって主導型であり、感化型でもあり、

安定型でも、慎重型でもあると思うのです。

 

そのパーセンテージや、TPOに合わせて

提案するのが良さそうです。

 

「自分自身を理解すること。

 だが、それに縛られないこと。

 自分を良く知ることによって、

 自分の限界を意識的に超えられるようになる。

 内向型、外向型というレッテルで

 自分の可能性を狭める必要はない」

(P.339)

 

あんまり決めつけ過ぎないほうがいいですよね。

内向型100%なんて人はいませんし、

あくまでも割合の問題ではないでしょうか?

 

ついでに人は成長しますから

可能性は無限大ですね。

 

評価

おススメ度は ★★★★☆ といたします。

 

自己分析をしますと

私の場合は内向型4割、外向型6割くらいかなと

手前勝手ながら思いました。

 

そういう人間ですので

あまり内向型にこだわらずに

本書を読み終えたのですが、

もう少し内向型のパーセンテージが大きい人には

本書は役立つところは多いかもしれません。

 

それと内向型向けの様々な書籍が紹介されています。

興味の持てる人は他の本も読むと良さそうです。

 

欧米人は何となく外向型が多いように思ってましたが

意外とそうでもなさそうなのが面白いですね。

 

大事なのは、自分を客観的に分析して、

自分らしさを追求しながら

自己成長に繋げることではないでしょうか?

 

それほど内向型の割合が高くない私としては

まあこの系統の本はしばらくはいいかな(笑)。

 

それでは、また…。

 

 

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