おはようございます。
読書がライフワークになっている
医療業界のコンサルタント
ジーネット株式会社の小野勝広です。
何度となく書いていることですし、
その都度、私自身が自分の頭に叩き込んでいるのですが…。
賢者は歴史に学び、
愚者は自らの経験に学ぶ。
本当に自戒と自省のために
重要な言葉であると私は感じています。
現代社会にある多くの問題も
多少の形を変えて考えれば
だいたい歴史にヒントがあるように思います。
人生にしても、哲学にしても、
何百年前から人類は答えを探して問い続けています。
それを知らずに
ゼロから学ぶのはあまりにももったいないですね。
歴史が苦手という方も少なくありませんが、
それは学校教育の問題であって、
そこから離れた今、自分流に歴史を学んでみると
意外と面白かったりするかもしれません。
教科書を読むのではなく
歴史小説を読むというのも
その一環かもしれませんね。
今回ご紹介する書籍は、
【 家康謀殺 】 です。

本書をピックアップした理由
『 家康謀殺 』
伊東 潤 角川文庫 を読みました。
伊東潤さんの著書は
少し前に下記を読みました。
とても面白かったので
他の本も読んでみたくて、
楽天ブックスで検索をかけて
どれにしようかなと探していたときに、
「家康謀殺」というタイトルを見て
あ、これだと思い
3秒後にはポチッとしました。
伊東潤さんが書く「家康謀殺」。
これは面白くないわけがないと
勝手に解釈して購入し、
しばらく積ん読本棚で休憩してもらったあとに
満を持して読み始めた次第です。
目次
・雑説扱い難く候
・上意に候
・秀吉の刺客
・陥穽
・家康謀殺
・大忠の男
・特別収録 ルシファー・ストーン
感想
あ、短編小説なんだ…。
前回読んだ「国を蹴った男」も短編で
次は長編小説が読みたいと思っていたので
自分の確認不足にがっかりしながらも
読み始めると止まらなくなりました。
本作は、短編が7つ収録されており、
上記の目次を見れば
歴史好きならワクワクするかもしれません。
それぞれ7つの物語について
以下、私の感想を述べます。
【 雑説扱い難く候 】
評価
おススメ度は ★★★★☆ といたします。
本書は、家康の名を軸にしつつも、
じつは「人が判断を誤る瞬間」と
「それを避ける知恵」を描いた
なかなか他にはない短編集だと感じました。
うわさに流される軽さ、
命令で思考停止する怖さ、
権力の近くで生まれる慢心、
自分の感情が掘る落とし穴、
利害が絡む構造、
そして大義と忠義のバランス――。
どれも現代の私たちにそのまま当てはまります。
むしろ現代人こそ学ぶべき
対象と言えるかもしれません。
歴史は遠い物語ではなく、
意思決定の“教科書”です。
最高で最強の”テキスト”とも言えそうです。
だからこそ、歴史小説を読む意味があります。
登場人物の成功と失敗を追体験すると、
自分の判断のクセに気づき、
次の一手を落ち着いて選べるようになります。
短編の良さは「学びの回転が速い」こと。
1話ごとにテーマがはっきりしており、
読後に仕事や人間関係へすぐ転用できます。
例えば、一次情報を取りに行く習慣、
命令の「何のため」を確認する癖、
近い関係ほど見直す勇気、
「感情→行動」の間のひと呼吸、
言葉ではなく構造を見る視点、
原則に忠を置く態度――
どれも今日から実践できそうです。
読書の価値は、世界を広げるだけでなく、
自分の思考を整え、行動を変える力をくれること。
ページを閉じた後に、
1つでも具体的な行動に落とせたら、
それはもう“投資として回収”できています。
歴史に学び、読書で整え、現場で試す。
シンプルですが、
いちばん確かな成長の道だとあらためて思いました。
あ、でも次の伊東潤さんの著書は
長編を読みたいと強く考えております。
忘れなければ…。
それでは、また…。
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