ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60冊以上の本を通じて、人生や社会の構造を読み解いています。 読書感想にとどまらず、キャリアや人生に彩りを与える言葉を綴っています。読書好きな方と繫がりたい!

超訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話

 

おはようございます。

 

読書がライフワークになっている

医療業界のコンサルタント

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

個々それぞれの「生存戦略」が

とても高いレベルで求められる時代です。

 

その根底には

「考え方」や「生き方」があり、

それが「価値観」や「判断基準」につながり、

キャリアや人生を形成するのだと思います。

 

しかし、私たちが受けてきた教育は、

生存戦略も、考え方も、生き方も、

価値観や判断基準も、

すべて後回しにされてしまっており、

受験に必要な知識が優先されていますよね。

 

所詮、エリートというのは

受験戦争の勝ち組であって、

素晴らしい価値観や

崇高な判断基準を持ち合わせているわけではなく、

考え方がすごいとか

尊敬できる生き方をしているわけでもありません。

 

大人になってからも

ただ、受験戦争が出世競争に変わっただけで

やっていることは子供の頃から変わりません。

 

だから自殺者数は

統計を見ても減少が頭打ちの印象ですし、

生きる気力を失いながら

何とか生き永らえていたり、

マシンのように仕事人間になったり、

拝金主義に陥り、カネに魂を奪われていたり、

何だかロクでもない社会になっているように見えます。

 

私たちはこんな時代をどう生きるべきか?

 

本当に真剣に向き合っていかないと

右肩下がりの世の中では

ひとつ間違えると相当な危機に陥るのではないかと

かなり恐怖を覚えます。

 

ところが非常に興味深いのは

どんな絶望と思われるときでも

必ず突破口はあるということです。

 

それに気づけるか、気づけないか。

これも「生存戦略」と言えそうです。

 

今回ご紹介する書籍は、

超訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 】 です。

 

 

本書をピックアップした理由

超訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 』

エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス(著)

奥平 亜美衣(訳) SBクリエイティブ を読みました。

 

特に理由はないのですが、

引き寄せの法則」って有名ですし、

別に本書を読んだことがなくとも

日常会話でも使うことはありますね。

 

「意味合い」としては

知っておくべきなのだろうなと思っていました。

 

たまたま何かで本書を紹介しているのを見掛けて

一応、読んでおこうかなと思い、

ポチッと購入しました。

 

が、どうしても優先順位が高くならずに

かなり長期間、積ん読本棚で眠っていたのですけれど、

少し軽めの内容を読みたいなと思ったときに

ふと目に入ったのが本書です。

 

正直、私はスピリチュアル的なものとは

かなり相性が悪い人間ですし、

自己啓発本のようなものは

あんまり好きではありません。

 

はたしてどうなるんだ?読めるのか?と

自分でも怖々としながら読み始めたのでした。

 

目次

イントロダクション

ヒックス夫妻とエイブラハムとの出会い

エイブラハムからのメッセージ

 

P a r t 1  引き寄せの法則

P a r t 2  意図的に引き寄せる方法

P a r t 3  ありのままを受け入れる

P a r t 4  場面ごとに望みを確認する

 

感想

突然ですが、先日、思いついて

Xで下記のような投稿をしました。

 

ちょっと賢い人ならば
目の前に現れた事象に対して、
肯定でも、否定でも
それなりのロジックを組み立てられるでしょう。

両面から考えることができるのは
知性とも、知恵とも言えますし、
必要不可欠なバランス感覚であるとも思います。

どちらかに偏ってしまうと
冷静さと客観性を失って
無理のあるロジックになりかねませんからね。

この世は白黒ハッキリできるものばかりじゃないし、
グラデーションのなかで考えるべきものも多いです。

いつも正解があるわけじゃなし、
逆にいくつも正解があることもありますよね。

だからこそ自分なりの価値観や
判断基準が問われてくるのでしょう。

人生において大事なのは
どこに立つか?だけではなく、
どうやって立つか?という
「立ち方」なのかもしれません。

どこにいるかだけじゃなく、
どう振る舞うか?でしょうか。

 

いかがでしょうか?

 

実は本書を読んでいて

こんなことを思いついたのです。

 

本音ベースでお話しすると

正直、私にとっては本書は役立ちませんでした。

 

読んでいて、

そうじゃないんだよなと思うところも多く、

何とか読み切ったというところです。

 

でも、どんな本からも

学びは得ることができるはずです。

 

特にスピリチュアルを感じることはなかったですが、

まさに、「ザ・自己啓発」みたいなところはあり、

それが私には甘えとか、依存のように感じてしまいました。

 

他の人は、本書をどう評価しているのか気になって、

Amazonのレビューをチェックしましたら

五つ星がたくさんあって、すこぶる高評価でした。

 

ああ、オレが間違ってるんだなと素直に思い、

これはこれでいいのだと思うようにしました。

 

きっと主導権を握って、

自分の思うように生きているならば

本書の必要性は高くないのだと思います。

 

しかし、思うようにならないことが多く、

いったい自分はどうしたらいいんだ?と悩んでいる方は

本書から手に入れるものが大きいのでしょう。

 

何だかんだと言いながら

結局、読み終えてしまった自分が

自分でも面白いですけど、

賛否両論があるのだろうなとは思います。

 

それでは恒例の私がグッときた箇所をご紹介します。

 

望まないものごとが何なのかわかるようになると、

望むものごともわかるようになる。

それを繰り返せば、

あなたにとって大事なことすべてについて、

思考のパターンが望ましいほうへ向いてくるんだ。

少しずつ、望まないことを信じている今の自分から、

望むことを信じる自分へ、

架け橋をかけることができるんだ。

(P.55)

 

これは少し危険な考え方だなと思っていまして、

昨今では、あれも嫌、これも嫌と

嫌なことはしないという風潮が強いですよね。

 

それが、次から次へと嫌なことが現れる

根本的な考え方ではないでしょうか?

 

クリアすれば同じ目に合わないのに

クリアしないから何度も同じ目に合う。

 

自分の望まないことにフォーカスし過ぎると

望まないことばかり考えてしまいませんか?

 

望むことがわかるようになるためには

自分の成し遂げてきた過去を元にして

これからどうする?何をしたい?と考えたほうが

ずっと話が早くて、リアルだと思うんです。

 

望まないことを考えている暇があったら

望むことを必死に追い掛けたほうがいいような気がします。

 

心から望むことを考えていたら

それは実現するし、

同じように、心から嫌なことを考えていたら、

それが実現していく。

望まないことを引き寄せないためには、

とにかくそれについて考えないことだよ。

(P.69)

 

引き寄せの法則というのは

まあ、そういうことなんだろうなとは思います。

 

実際にポジティブ思考の人は

よい目に合うことが多いですし、

ネガティブ思考の人は

自分で不幸を呼び寄せてしまっています。

 

でも、ネガティブ思考の人に

もっとポジティブになれと言っても、

だいたいがなれないものなんですよね。

 

それはなぜか?

「性分」だからではないでしょうか。

 

ネガティブ思考の人は

望む、望まないを考えるのではなくて

シビアな現実のなかで

徹底的にネガティブと向き合い続けて、

ある意味でのネガティブの極限まで行けば

転換点が見えてくる気がします。

 

中途半端にネガティブでいると

自分を不幸モードにし続けるのではないでしょうか。

 

成功とはなんでしょうか?

成功のしるしとは?

(P.90)

 

これ、安易に考えないほうがいい気がしました。

 

現代社会では

その多くが外形的な基準になっていて

具体的に言えば「お金」ですよね。

 

でも、それは本当に成功なのか?

別に不幸だとは思いませんけど

「だけ」ではないと思います。

 

成功の定義って

一般化するとあまりよいことがないと思います。

 

あくまでも「自分は?」であって

オリジナリティ溢れる

個々それぞれの成功の定義を考えるべきではないでしょうか。

 

「我慢」と「ありのままを受け入れる」ことは

まったく別だ。

「我慢」するとき、

あなたはつらさや不快感などの嫌な感情を感じる。

ネガティブな感情を感じていると、

ネガティブなことを引き寄せてしまう。

だが、「ありのままを受け入れる」ときは、

ネガティブな感情は感じない。

そして、あなたが「ありのままを受け入れる者」になれば、

あなたの毎日の中から嫌なことはなくなり、

喜びと自由を謳歌するようになる。

(P.153)

 

耳に心地よいとは思います。

 

でも、これだけで通用するほど

世の中は甘くないでしょう。

 

心の持って行き方としては

これでいいとは思いますけど、

時には我慢しないと

手に入らないものもあるんですよね。

 

そこから逃げてしまっては

一生、心の問題として

本質から自分を遠ざけることになりかねません。

 

意識的に望みを確認していけば、

間違いなく

「もっと思い通りにコントロール」できるようになる。

望みを思い定めていなかったら、

ごちゃ混ぜにいろいろなものを

少しずつ引き寄せてしまう。

その中には、いいこともあれば悪いこともあるだろう。

「場面ごとに望みを確認」すれば、

意識的に、望んでいることを引き寄せることができる。

(P.211)

 

つまり目標と目的をセットで持つこと。

それが「準備」と「計画」ですね。

 

キャリアプランや、ライフプランが

それに該当し、生存戦略としても

とても有効になりますね。

 

評価

おススメ度は ★★☆☆☆ といたします。

 

ちょっと厳しい評価ですが、

あくまでも個人的な見解であり

私には合わなかったというだけです。

 

前述したように

私は少数派なのだろうと思います。

 

でも、少数派でもいいのです。

 

あくまでも私は主導権を持って生きていますから

自分は自分、他人は他人です。

 

尊重はしますし、

否定、非難、批判をするつもりもありません。

 

個々それぞれが自分の人生を

今よりも少し良くしていけばいいのであって、

その手法はみんな違っていいと思うんですね。

 

キャリアや人生は長期戦ですから、

たまたまそういうフェーズにいたとか、

いなかったということもありそうです。

 

私は法則を守って引き寄せるのではなく、

自分の力で引き寄せます。

 

そもそも万人に効果的な法則が

現代社会に存在するものでしょうか?

 

それでは、また…。

 

 

*ジーネットTV 毎週新着動画をアップしています!

医師キャリア相談

*ZOOMキャリア相談を無料で行っています。

 

ジーネットが発信する情報提供サイトはこちらです!>
ジーネット株式会社 公式ホームページ
医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>ドクター向け情報提供サイト
ジーネット株式会社 <社長のtwitter>
ジーネット株式会社 <社長のfacebookページ>

よろしければ下記もポチっとお願いします!
      にほんブログ村 転職キャリアブログへ