おはようございます。
読書がライフワークになっている
医療業界のコンサルタント
ジーネット株式会社の小野勝広です。
私の積ん読本棚は
満杯になっているどころか
溢れんばかりの状況です。
読んでも読んでも
新しい本を買ってしまうので
イチ時期は減っても
それ以上に増えることが多いのです。
さすがに妻も見るに見かねて
本当に全部読むの?
読まない本はブックオフに持っていったら?
そんなことを言うのですが、
いえ、必ず読みます。
何が何でも読みますと答えています(笑)。
そうは言っても
おそらくもう何年も積ん読になっている本もあり、
少し整理をしなきゃなとは思います。
でも、この本はいつか読みたいとか
引退したら読もうとか
そんなことを考えてしまって
捨てるに忍びなくなってしまうのですね。
読書はライフワークみたいなものですから
死ぬまで続けていくと思います。
自己投資としても有益ですし、
費用対効果も抜群でしょう。
さすがに辞められませんので
少しだけ新しい本を買うのを抑えながらも
積ん読を減らしてまいります。
今回ご紹介する書籍は、
【 玉村警部補の災難 】 です。

本書をピックアップした理由
『 玉村警部補の災難 』
海堂 尊 宝島社文庫 を読みました。
イチ時期は貪るように読んでいた海堂尊さん。
代表作はほとんど読み切ったこともあり、
最近は少しご無沙汰しております。
私の積ん読本棚にも
著書はあまりないのですが
(少しはある)
冒頭申し上げましたように
本棚を整理していた時に見つけたのが本書です。
ちなみに過去読んだものは
下記にまとめてあります。
本書は私の苦手な短編小説ということもありますし、
医療から離れてしまっている感もありまして
もう何年も積ん読となっていたのですね。
ただせっかく購入したのだし
久しぶりに海堂作品に触れたいなという思いが湧き
警察小説でもいいかと
海堂さんのストーリーテラーぶりを味わうかと思い
読み始めてみたのでした。
目次
不定愁訴外来の来訪者
東京都二十三区内外殺人事件
青空迷宮
四兆七千億分の一の憂鬱
エナメルの証言
感想
なるほど~。
さすが海堂さんだな。
ストーリー展開は秀逸だし、
次を読ませるというか
飽きさせない技術は脱帽です。
た・ただですね
やっぱり短編小説には限界があります。
どうしても深掘りが甘いので
サラサラ読めるというメリットはあるものの
何となく先が読めると言いますか
そこは致し方ないところではありますが
私はやっぱり長編小説が好きだな。
ただ今までの海堂作品に登場してきた
警察官僚たちは魅力的です。
本書では玉村警部補が中心ですけど
私は加納警視正が好きです。
抜群に仕事ができて
捜査の能力も圧倒的に高く、
論理的、かつ想像力も豊かで
ユーモアもあり
とにかく細かいところに気づくことができる。
実際にこんな捜査官が存在するのかはわかりませんが
もしいるのならばイチ市民としては大変に心強いです。
まあ小説ですから
キャラ設定は自由自在なんですけど
人情派の玉村警部補とは
真逆の人物像というところがユニークです。
個人的な志向性としては
加納警視正なので
自分としてはその方向に自分を導いていきたいです。
そんなハイスキルは持ち合わせてはいませんけど。
さて、内容ですけど
ごく普通に楽しめます。
田口先生や白鳥さんがちょいちょい登場しますけど
あくまでも主人公は玉村警部補であり、
それを翻弄させる加納警視正です。
海堂作品のファンの方なら
馴染みがあるでしょうから
懐かしさとともに楽しむことができるでしょう。
私も素直に楽しんじゃいました。
ただ私の場合は医療を深く知るとか、
医療の勉強というところを
海堂作品には求めてしまいますので
そういった点では本書は期待外れかな。
警察小説とか
プチミステリー小説としては楽しめますから
まあこれはこれでいいのですけど
もう少し医療よりでもいいのに…というところが
個人的には少し物足りなかったです。
とはいえ海堂さんのストーリーテラーぶりは
相当に発揮できていますので
こういう内容もあっていいんだろうなとは思います。
私が読書をするようになったのは
だいたい20歳くらいの時でした。
それまで野球ばっかりやってきて
脳みそまでが筋肉のような
そんな自分に嫌気がさして、
当時のアルバイト先の先輩たちのなかに
たまたま知的な人が何人かいらっしゃって
本を読め!と言われたので
少しずつ読むようになった次第です。
それが段々と習慣化されてきて
おかげさまで社会人になる頃には
移動時間はすべて読書に当てるようになりました。
ちょっと恐ろしいのですけど
もうそれが30年以上続いております。
私のペースは週に1~2冊、
平易な本であれば2冊行きますし、
少し難解なものであれば1冊という感じ。
それでも年間通せば50~60冊、
もう少し読める時もあるでしょうか。
ちなみに昨年2023年は
右にあるように76冊読んでいます。
別に自慢するようなレベルではなく、
私以上の読書家の方なんて
世の中にはかなりいらっしゃるでしょうから
まだまだとは言えますけど
30年以上続けてこられたということは
私にとっては
これくらいペースが適しているのかもしれません。
苦しみながら読書をしているわけではなく
基本的には読書時間が楽しくてしょうがないですし、
自分にとっては心地よい大切な時間です。
それともうひとつこの「書評」を書くようになったのが
とてつもなく大きいと思ってます。
私の書き方には賛否両論あると思いますし、
多くの読者を獲得しようとも考えておりません。
むしろ私の振り返りであって
それを少しでも参考にしてくれる人がいるなら
ほんのちょっとだけお役に立てればというスタンスです。
読み終わった時に
ポイントを振り返るって
おそらく読書の価値を高めるという点で
とっても重要なことではないでしょうか。
再度、頭に叩き込むという意味でも有効ですし、
読後に振り返ることで
読んでいた最中にはなかった発想が湧いてきたり
受けとめ方や解釈が変わるのが面白いところです。
どの程度、世のため人のためになっているかは
正直あんまり自信がないですけど
読書→書評を書く というこのサイクルは
ライフワークとして
長く続けることができたらいいなと思います。
当書評ブログに置きましても
他のブログに書いていたものを
転載、転載と何度か引っ越しをしたために
昔のものは体裁が崩れてしまっていたりします。
また内容自体も
自分で読んでも恥ずかしいレベルであったりするので
本当はザクッと削除しようかとも考えたりしますが、
まあ趣味の一環のようなものとして
恥ずかしながらも残しています。
最近ではSNSで本を紹介している方もお見受けしますし、
特にスレッズでは、アルゴリズムが優秀なのか
私の好みの本の投稿が多くでてくるように感じます。
冒頭申し上げましたように
私の積ん読本棚が一向に減らないのは
これが理由です。
今は満杯なのだから
そんなに気軽に買ってはいかんよ…とは思うものの
面白そうと思ってしまうと
ついポチっとしてしまうのですね。
便利な世の中と言いますか
消費者には辛いですね(苦笑)。
えー、そんなこんなで
私は死ぬまで読書を続けると思いますし、
この書評も死ぬ間際まで続けるんじゃないかと思います。
よろしければ末永くお付き合い下さい。
評価
おススメ度は ★★★☆☆ といたします。
海堂作品としては
ちょっと低めの評価ですが
これは私が短編より長編のほうが
好ましいと思っているというのと、
海堂さんには医療を期待してしまうことの
2点が原因です。
短編小説が嫌いではなく
医療にこだわることがなければ
全然普通に面白い内容だと思います。
それでは、また…。
<ジーネットが発信する情報提供サイトはこちらです!>
・ジーネット株式会社 公式ホームページ
・医療ビジネス健全化協議会<IBIKEN>ドクター向け情報提供サイト
・ジーネット株式会社 <社長のtwitter>
・ジーネット株式会社 <社長のfacebookページ>
