ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

「医師アタマ」との付き合い方 ~患者と医者はわかりあえるか~

 

おはようございます。

 

医師の転職、開業の情報提供をしている

医師転職相談センターの運営企業、

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

タイトルの件ですが、私は今、

中央公論新社より2010年4月に出版された

 

「医師アタマ」との付き合い方 

    ~患者と医者はわかりあえるか~

 

という本を読んでいます。

 

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尾藤誠司さんという内科医の方の著書なのですが、

これが非常に面白いです。

 

まずまえがきで

 

理系のアタマの人間が、

文系のマインドでやっていける仕事はないのか?

 

と思いをめぐらして、

医療職という選択肢が出てきた…と。

 

それで医師を志したようです。

 

おそらく、同様の理由で医師を目指し始めた方は

そう多くないのではないかと思います。

 

もちろんそれだけの理由ではないと思いますし、

思いだけで簡単に医師になれる訳でもなく、

相当のご苦労があったのではないかとも思いますが、

 

医師 = 理系アタマ

 

という図式がごく普通の形だとすると、

医師のマインドも

 

医師 = 理系マインド

 

なのが普通でしょう。

 

普通がいい、

という訳ではありませんが、

得てして普通でない方の

書くものは面白いものです。

 

基本的には患者さんを対象にしている本ですが、

どんな健康な人でも少し身体を壊せば

すぐに患者になってしまう訳で、

その意味では医師と接する際には気を付けた方が

いいポイントがたくさん書かれている

良書ではないかと思います。

 

社会は益々高齢化してきてもいる訳ですから、

身内に医師と関わりを持っている方も

いらっしゃるかもしれません。

 

ご興味ある方は

是非お読みになって頂きたいと思います。

 

それと、実は医師の方が読むといいのでは?

とも思いました。

 

どんな医師の方でも、

医学部に入り、医師になるプロセスの中で

当たり前の様に医師アタマになっているものでしょう。

 

それ事態は医師になる為に必要不可欠なのですから、

いいも悪いもないですが、

時にはふと立ち止まって、

医師ではない自分になって

医師の自分を見てみると、

新たな視点が見えてくるのではないかな

とも思います。

 

すみません、生意気言って。

 

でも、とてもわかりやすく、

読みやすく書かれている本なので、

気軽に読めると思います。

 

宜しかったらどうぞ。

 

それでは、また。

 

 

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