おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「働きざかりの心理学」
河合隼雄 を読みました。
初版は昭和56年発刊で、
文庫化されたのが平成7年。
ずいぶん古い本なのですが、
そこはさすが河合先生!
時代の移り変わりなど全く関係ない
素晴らしい自説をお持ちです。
星は☆☆☆3つの超お勧め本です。
河合隼雄先生にお詳しくない方はこちら ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%90%88%E9%9A%BC%E9%9B%84
目次ですが、
第一章 働きざかりの心理学
第二章 働きざかりの親子学
第三章 働きざかりの夫婦学
第四章 働きざかりの若者学
第五章 働きざかりの社会学
となっています。
元々、私は心理学に関心が高く
河合先生の本は何冊か読んでいるのですが、
今回は私もアラフォー世代で
働きざかりという事もあり
この本を手にしてみました。
もうお伝えしたい事がたくさんあり過ぎて、
とにかく読んでなるほど、
そうか~、それでそれで、と興味深く読めました。
あとがきから
ほんの少しだけ内容を紹介します。
「ここに至って、働きざかりの人間は、
ただ働いてばかり居ればよいとは
言えなくなってきたのである。
働きつつ考え、働きつつ学ぶことさえ
必要になってきた。
もう少し、人生全体の中で、
自分の位置を確かめつつ働くことが
必要なのである。」
「そんなわけで、
働きつつ考える人の手助けとして
書いたものをまとめたのが本書である」
とあります。
おっしゃる通り、働きつつ考える、
働きつつ学ぶことがとても重要になってきており、
その重要さは益々増大していると思います。
お読みでない方、心理学に関心のある方、
河合先生に関心のある方、
親子関係、夫婦関係、上司部下関係に悩みのある方、
若者に対して??と思っていらっしゃる方、
社会学に興味のある方。
すべての方に勉強になる本ではないかと思います。
私は、人を見るプロフェッショナルとして
実にいい勉強をさせて頂きました。
子育てにも参考になりますよ。
やっぱり未来って途上にしかないのだと思います。
だからこそ、いつも勉強、いつまでも勉強と、
勉強をし続けたいなあと思います。
ところで、一昨日のアクセス数が615と
最高記録となりました。
皆様、誠に有難うございます。
是非、読者登録をして頂き、
これからも末永くお付き合い下さい。
よろしくお願い致します。
それでは、また。
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