ある読書好き医療コンサルタントの書評ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

東京の副知事になってみたら

 

おはようございます。

 

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ

転職・開業コンサルタント

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「東京の副知事になってみたら」

猪瀬直樹 小学館新書 を読みました。

 

医師転職東京

 

さすがに本業は作家の方です。

率直に言ってとても面白かったです。

 

そして日本の政治には

猪瀬さんのような方が

もっと必要なのではないかとも思いました。

 

政治家には政治家の論理があり、

それは国民の為の論理ではありません。

 

良くも悪くも、

特にここ数年私達は

痛感してきたのではないかと思います。

 

結局は既得権の問題だと思うのです。

 

政治家は既得権を持つ人達に翻弄されています。

しかし猪瀬さんに既得権はありません。

 

彼の本業はあくまでも作家であり、

都政の中枢にいるからといって

大した利益は得ていないでしょう。

 

だからこそ彼の発言は信頼が置けます。

 

また彼の着眼点は純粋に日本という国、

東京都の為であるように感じます。

 

そんな事を感じさせる

素晴らしい本でした。

 

目次をご紹介します。

 

第1章 「水ビジネス」で世界へ

第2章 石原慎太郎と「言語技術」

第3章 「都心の緑を守る」

第4章 新しい都市モデルとは

第5章 ジャパン・パッシングの危機

第6章 エコで描く成長戦略

第7章 高速道路「民主の迷走」

終章 成熟国家ニッポンの未来

 

とこのようになっています。

 

この本に書かれている事が本当に実現したら、

日本は低迷から

脱却できるのではないかと感じました。

 

そして、その為には

「政治」が機能しなければならない訳ですが、

おそらく政治家には政治はできないような気がします。

 

とは言え、政治家が不要な訳ではなく、

政治家の下に猪瀬さんのような方が

必要なのかなと思いました。

 

そうなると猪瀬さんのような方を

副知事に招聘した

石原さんの凄さ…という事なのかもしれませんね。

 

石原さんは個人的に好きではありませんが、

目の付け所はさすがですね~。

 

最後に終章に書かれていた内容をご紹介します。

 

「まず必要なことは歴史認識で、

 自分の位置を、

 この国の居場所をつかむことである。

 そうすればなにを自分がしたらよいのか、わかる。

 結局、みな政治家の悪口を言って

 溜飲を下げているのだ。

 あれがダメ、これがダメ、と。

 そうではないと僕は思う。

 僕は作家として、

 作家だからできることを考えた。

 直感の力、記録し伝える力、

 という武器を駆使した。

 ビジネスマンなら、エンジニアなら、公務員なら、

 中小企業の経営者なら、スポーツマンなら、

 男でなく女だから、

 それぞれができることを提案し、

 提案するだけでなく実行すればよい。

 意見を言うなら、言ったぶんをやってみよう。

 事実にもとづいてやろう。

 形容詞で語ることは避けよう。

 (中略)

 このごろ政治家の言葉が軽い。

 政治家だけではない。

 一国の運命を決める場面で、

 国民ひとりひとりが短い報告ひとつに

 どれほど真剣に向き合ったか。

 いま欠けているのは

 そのリアリズムではないかと思う。」

 

すごいなあ~と

単純な私などは思ってしまいました。

 

形容詞で語る…。

リアリズム…。

 

何だか後頭部をハンマーで

叩かれたような気付きです。

 

 

猪瀬さんは、

あくまでも作家としてできる事をやっています。

 

我々も自分にできる事を

やっていかないといけませんね。

 

間違っても猪瀬さんには

政治家になって欲しくないなあ。

 

お奨め度 ★★★★★ と

久しぶりに満点を付けさせて頂きます。

 

それでは、また…。

 

 

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