ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

医師になるには

 

おはようございます。

 

医師の転職や開業をサポートする為には

医学部への入学から、引退まで、

医師の人生を知り尽くす必要があると考え、

勉強を続けている

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

「医師になるには」

小川 明 ペリカン社 を読みました。

 

医師キャリア医学部

 

本書は、

なるにはBOOKS」というシリーズもので、

子供たちが、いろんな職業を知るために

それこそパイロット、アナウンサー、映画監督、

料理人、エンジニア、弁護士、外交官、音楽家

教師、政治家、商社マン、警察官、広告マン、

スタイリスト、棋士、パン屋さん、ソムリエ、

花屋さん、宇宙飛行士、ダンサー、プロ野球選手、

などなど、まだまだ書き切れない

いろんな職業を紹介しているうちの1冊です。

 

先日、休みの日の日課

娘と図書館に行きました。

 

最近うちの娘は、

恐竜ものにハマっており、

ほっておくと恐竜の本ばかり借りるのです。

 

まあ、これはこれでいいのですが、

たまには違う本を読めよ…という事で、

私の方でいつも2~3冊ピックアップしています。

 

こないだは、そっか、

仕事の本とかもいいかも?と閃いて、

この「なるにはbooks」シリーズを見つけました。

 

どれがいいかなあ?と選んでいたのですが、

すると、「医師になるには」という本を発見し、

パラパラと捲ってみると、実に面白そう。

 

第一、このシリーズは、

小学1年生の娘が読むには難しすぎる内容で

であれば自分で読むか!と思い、

借りてきて読んだのでした。

 

それこそ、進路を考え始めた

高校生が読むような内容なのですが、

これが非常にしっかりした幅広い内容で、

すごく良いんです。

 

実際の医療現場のレポートあり、

医師の全体像や

医療を取り巻く社会情勢あり、

医療の歴史や将来などの話しあり、

医師になるための進路、資格、適正の話しもあり、

きっちり取材しました!ってのが

実によくわかる良書です。

 

総合医、専門医、研修医、救急医、在宅医や

病棟や外来での仕事ぶりはもちろんのこと

国際医療や、保健所などの行政医、山村の診療所まで、

病院医療、地域医療、在宅医療、救急医療、

公衆衛生、基礎研究と実にバランスも良く、

ありとあらゆる医者の「仕事」について書かれており、

医師を目指す中高生は、

本書は必見であります。

 

また途中に挟んでいるコラムも、

いい味を出しており

非常にできの良い本でした。

 

お子さんが医学部を目指すようなご家庭では

本書を読ませるべきではないか…

と、それぐらいに良い本と感じました。

 

最後に目次をご紹介します。

 

1章 ドキュメント 医療の現場から

 

2章 医師の世界

 

3章 なるにはコース

 

となっています。

 

おススメ度 ★★★★☆ と致します。

 

冒頭にも書きましたが、

私のような仕事をしている人間にも

充分に学びとなりました。

 

そして、存じ上げている先生が

数名載っていらっしゃって

何か嬉しく思いながら読み終えました。

 

あまり期待せずに読み始めた本でしたが、

いい意味で、期待を裏切ってくれました。

 

それでは、また…。

 

 

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