おはようございます。
医師の転職、開業の情報提供をしている
医師転職相談センターの運営企業、
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「もう一回蹴りたかった」
望月重良 ぴあ株式会社 を読みました。
望月重良…。
サッカーが好きな方なら、
元日本代表とか、
優勝した2000年のアジアカップ
思い出せるかもしれませんね~。
通な人であれば、
清水商業時代には藤田や名波、大岩、平野など、
後にJリーガーとして
華々しい活躍をする選手達と共に
黄金時代を作ったなんて事も知っているかもしれません。
えっと、私自身は
名古屋グランパスにいた事や、
日本代表として活躍した事は知っていたものの、
それほどは詳しく知らなかったです。
ただ1番覚えているのは、
応援している横浜FCに望月選手が加入し、
おお!これは期待できそうな選手が来たぞ~
楽しみだな~なんて思った記憶がある事です。
ですが、実はこの時は
大変な状況であった事を
この本を読んで知りました。
大腿骨頭懐死症…。
指定している難病らしいです。
望月選手はこの難病に罹り、
そして戦っていたのですね…。
この本は、望月選手の幼少時代から
清水商業で頭角を現してきた頃、
そしてプロ入りし、
日本代表入りするまでの絶頂期。
そして移籍や怪我を繰り返し、
ついに難病が見つかり、
もうサッカーは止めなさいと
ドクターストップが掛かったものの
ピッチにもう1度立つ為に難病と戦うという軌跡が
書かれています。
何となく読み始めた本だったのですが
ガガガ~と引き込まれてしまいました。
それくらいに望月選手の生の声が
聞こえてきますし、
感情の揺れや、
復帰への思いなど、
すごく共感してしまいました。
また彼の仲間達、
それこそキングカズであったり、
藤田俊哉であったり、
名波浩であったり、という
メジャー選手達があちらこちらに登場し、
サッカー好きにはたまらない内容になっております。
結果的には、
もう1度ピッチに立つ事はできたものの、
志半ばで引退をせざるを得なかった望月選手。
現在は解説者としての仕事をしながら
2008年に将来のJリーグ参入を目指して創設された
S.C.相模原の代表を務めているそうです。
この本を読むと
心からのエールを送りたくなります。
それくらいに
ありのままの半生を綴ってくれています。
最後に目次をご紹介しますね。
第1章 余命宣告
第2章 弱肉強食
第3章 栄光の日々
第4章 地獄からの生還
第5章 もう一回蹴りたかった
第6章 難病だからわかること
お奨め度は ★★★★☆ と致します。
望月かあ~。
懐かしいなあ。
結構いい選手だったよね…なんていう方には
是非手に取って頂きたい本です。
かなり心に響く本ですよ。
それでは、また…。
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