ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

宮台真司 の検索結果:

断片的なものの社会学

…っては社会学と言えば宮台真司さんです。 今までも継続的に読んでいます。 ka162701.hatenablog.com ところが宮台さんの著書は 私には若干難解であり 読むのに集中力と体力が必要なのですね。 本書を即買いしたのは 帯にて紹介されていた言葉です。 ひさしぶりに、 読み終わるのが惜しいような本に出会った この上野千鶴子さんの言葉… スゴいなあと思いました。 社会全体の未来を見据えた「ことば」 これは高橋源一郎さんの言葉… 核心を突くような鋭さです。 この本は何も教…

ネット社会の未来像

…ト社会の未来像 』 宮台真司、神保哲生、東浩紀、水越伸、 西垣通、池田信夫 春秋社 を読みました。 本書のタイトル、 ちょっと興味深く思いませんか? まして宮台真司さんと東浩紀さんが 執筆陣に名を連ねているとなると 私の興味はグングン上がりました。 本書が発行されたのは2006年なんです。 さすがにちょっと古いかなと思うものの この当時にネット社会がどうなると思われていたのか、 その点は知っておきたいなと思ったのです。 それが冒頭の歴史から学ぶということなのですが、 私の世代…

社会という荒野を生きる

…しょうか。 個人的に宮台真司さんは注目しています。 今までにも何冊か読んでおるのですが いつも大変勉強になっています。 ka162701.hatenablog.com ka162701.hatenablog.com ka162701.hatenablog.com ka162701.hatenablog.com 本作品もとても楽しみにしつつ 手に取ったのでした。 目次 はじめに 「社会という荒野を生きる。」とは何か 第1章 なぜ安倍政権の暴走は止まらないのか ー対米ケツ舐め路線…

限界の思考 空虚な時代を生き抜くための社会学

…読みました。 今回は宮台真司さんです。 私はかなりリスペクトしていて、 宮台さんの著書は読もうという気になります。 今までも… ka162701.hatenablog.com ka162701.hatenablog.com ka162701.hatenablog.com これらを読んでおり、 少しずつですが手を出すようにしています。 今回は後輩の社会学者である 北田暁大さんとの対談です。 パラパラと捲ると ちょっと難解そうですが、 なんくるないさ~と読み始めた次第です。 目次…

14歳の子を持つ親たちへ

…ablog.com 宮台真司さんの「14歳からの社会学」。 この本も非常に勉強になりました。 14歳向けどころか、 大人が読んでも学ぶところ満載でした。 2匹めのドジョウではありませんが、 14歳シリーズ第2段として 本書を手に取ってみた次第です。 目次 第1章 道徳という「フィクション」を作り直そう 第2章 病気なのは親の方? 第3章 二極化する文化資本 第4章 「自分」は一つではない 第5章 教養とは「何を知らないか」を知ること 第6章 義務教育は十三歳までに? 第7章 …

14歳からの社会学 これからの時代を生きる君に

…社 を読みました。 宮台真司さんの書く文章を 私はかなり好意的に感じています。 ハッキリ言えば結構好きかな…と。 別に彼の主張に対して その多くに賛成という事ではなく、 あくまでも是々非々ではあるのですが さすがに社会学者だけあって とても広い視野を持っている方だと 高評価しているのです。 それで本作品なんですけど 社会学を学ぶという目的もありますが、 実はもうひとつ理由があって この「14歳」なんです。 プライベートな事ですが、 うちの娘はもうすぐ12歳になります。 目に入…

人生の教科書 「よのなかのルール」

…ール」』 藤原和博 宮台真司 ちくま文庫 を読みました。 何てたってタイトルが 人生の教科書ですからね。 しかもよのなかのルールですよ。 今読まねばいつ読むの? と 私は勝手に感じました。 内容はよくわからぬままですけど…。 ただ藤原和博氏と宮台真司氏ですから つまらない訳がないだろうと かなりの期待を持って読み始めました。 目次 序章 なぜ人を殺してはいけないのか 第1部 大人と子どものルール 第1章 大人、子ども、その境目はどこに? - 少年をとりまく犯罪とルールの関係 …

挑発する知 愛国とナショナリズムを問う

…る私です…。 本書は宮台真司氏と姜尚中氏の対談という事で まして「挑発する知」だなんて ちょっと興味を持った次第なんです。 本日のブログのタイトルは、 【 挑発する知 愛国とナショナリズムを問う 】 といたしました。 本書をピックアップした理由 『 挑発する知 愛国とナショナリズムを問う 』 姜尚中 宮台真司 ちくま文庫 を読みました。 宮台真司氏の著書は、 「日本の難点」を読んで非常に勉強になったのと 「オレ様化する子どもたち」でも 実に興味深い見解が書かれており、 遅れば…

オレ様化する子どもたち

…されますし、 後半の宮台真司氏、 和田秀樹氏、上野千鶴子氏、尾木直樹氏、 村上龍氏、水谷修氏など識者たちへの 反論部分もすべてがそうだ!と 賛成はできないものの、 読み応え充分で 納得できる点もかなり多かったです。 実際に子育て中である私にとっては、 目から鱗のような点も想像以上に多く 現代日本の教育問題や 学校問題に関心を持っている人には とても興味深く読めると思います。 そもそも現代の 消費社会、グローバリズム社会は 教育との相性が決定的に悪く、 子どもたちだけがオレ様化…