おはようございます。
医師が本業に専念できるように、
転職や開業をオーダーメードでフルサポートする
ジーネット株式会社の小野勝広です。
「今できることをやればいい」
新年最初の書評でございます。
私のような人間でも
何となく厳粛な気持ちになるこの季節。
無宗教な私ですが、
酒井雄哉さんの著書を手に取ってみました。
今まで宗教とか興味を持てなかったのですが、
年を取るとともに段々と
関心が高くなってきたんですね。
特に日本古来の神道、
そして仏教は
特に学ばないといけないと思ってます。
日本人の倫理観、道徳、
そして哲学を学ぶ中で
神道や仏教は避けて通る事が
できないような気がしていたのです。
そしてお正月という事もあり、
いつもよりも厳粛な気持ちで
本書を読み始めた次第です。
ただ決して
特定の宗教を信じている訳ではありません。
あくまでも、
そこに学ぶべきものがあるのではないか？という
興味関心から手を出したんです。
そして結果的には大成功！
メッチャ学べました。
本書はスゴイです！
超絶おススメします。
日常に悩んでいる方、
世の中に対して疑問を感じている方、
自分自身に不満がある方、
現状に満足できずに苦しんでいる方、
将来に不安があり恐怖感を持っている方、
こういう方には特におススメできます。
難しい宗教論議を持ち出すのでもなく、
押しつけがましい説教をするのでもなく、
ただこうしてみたらいいんじゃない？とか、
こんな風に考えてみたらいいかもよと、
わかりやすくアドバイスをしてくれます。
しかも口語体で、飾る事なく、
まるで親戚の叔父さんが語るように、
優しさと温かみを持って
訥々と話し掛けてくれます。
正直本書を読むだけで何だかホッとしますし、
悩みや不安、不満、落ち込んだり、
自分を嫌いになったり、
日常に押しつぶされそうになったり、
将来が見えなくなったり、
まあとにかく精神的に張り詰めてしまった時には
本書のページをめくると、
よし、また頑張ろうって思えるような、
そんな生きる参考になる良書であります。
そして最高にいいのは、
本書はキャリアに悩む方にも最適です。
キャリアビジョンなど、
いろいろ悩みながら
将来設計を考える訳ですが、
本書にはその際に必要な考え方が
あちこちに散りばめられています。
大して中身もないのに、
偉そうな事ばかり述べるキャリア本などよりも
本書の方が何倍も参考になると思います。
単に今の仕事のキャリアアップとか、
待遇を上げる、条件を上げるとか、
そんなちっぽけな話しではなくて
人生の歩み方を知る事ができます。
これを知らずして
本当のキャリアなんて
手に入る訳がありません。
やはりライフプランあっての
キャリアプランですよね。
まずは人生って奴を知らないといけません。
それを知れば、手に入れる事ができれば、
確実に良いキャリアプランを
手に入れられるでしょう。
おススメ度は ★★★★★ ×２
といたします。
×２って何だ？ってな所ですが（苦笑）
いやそれくらいにスゴイ本です。
これは一家に１冊あるべき…と
それくらいに私は高評価をしました。
もう必読の書と言っても過言ではありません。
それと…子供に読ませたいと思いました。
うちの娘はまだ小さいので、
いずれ…ですが、
今、小学校高学年、中学生、
高校生くらいの子には、
そっと渡してあげるといいかもしれません。
子供たちは大人とは違う所で悩んでいます。
彼ら彼女たちは、
どう対処すればいいのか？
我々大人よりも未熟だと思うんです。
どうすればいいのか？
わからない…。
そんな子供たちの生きる術を与えてくれて、
どう考えればいいのか、
どう受け止めればいいのか、
どう歩んでいけばいいのか、
そういう事の大きなヒントを
手に入れる事ができるように思います。
年初から最高レベルに良い本と出会いました。
心よりおススメいたします。
それでは、また…。
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