おはようございます。
医師の人生設計をベースにして
キャリアプランを元に転職や開業をご支援する
ジーネット株式会社の小野勝広です。
はーい、恒例の海堂作品でございます。
これで何冊目ですかね~。
かなり制覇してきてるんじゃないかと思います。
本日のブログのタイトルは、
『 カレイドスコープの箱庭 』としました。
本書をピックアップした理由
『 カレイドスコープの箱庭 』
海堂 尊 宝島社 を読みました。
3~4年前に海堂作品と出会ってから
結構な数を読んできたと思います。
イチ時期はこれから読む本棚に
まとめ買いをして置いておいたのですが
だいぶ減りました(笑)。
あと1~2冊くらいです。
海堂さんの小説やエッセイは
医療の勉強にもなりますので
今後も読み続けてまいりますが、
おそらく段々とゆったりめなペースになるでしょう。
それだけガンガン読み漁ってきましたからね~。
目次
novel カレイドスコープの箱庭
作品のつながりがひとめでわかる!作品相関図
歴史を紐解く桜宮市年表
essay 放言日記
感想
田口、白鳥コンビの最終話という事で
かなり楽しみにしていたのですが、
期待値が高すぎたのでしょうか?
海堂作品にしては今ひとつの印象です。
まるで同窓会のように懐かしのメンバーが
顔を合わせるシーンなどはワクワクしましたが、
主要テーマとなるAI国際会議についても
病理教室での医療過誤という
海堂さんの専門領域とも言える範疇なのに
わりと結果があっさりしていて
個人的には拍子抜けな感じを受けました。
もうちょっとページ数を増やしてでも
グーっと掘り下げて欲しかったですな…。
まあとは言え相変わらずのストーリー展開は
ページをめくる手を止めさせてくれない
ワクワク感たっぷり。
多少否定的な事を書きつつも
たっぷり楽しませてもらったのも事実です(苦笑)。
ただ病理とAIですからね~。
ここはグワアーっと
ガッツリ書いて欲しかったなあ。
その点だけ残念でした。
評価
おススメ度は ★★★★☆ といたします。
安定の海堂作品、
おそらく初めて海堂作品を読む方が
本書から入ったとしても
充分に楽しめるでしょう。
まして本書には付録的に
海堂作品の相関図、
年表がまとめられており、
しかも海堂さんのエッセイ付きです。
私としてはその点が嬉しかったですね。
相関図を見ながら
なるほどそういう事だったのか…とか、
そうだったなあと懐かしさを感じたり、
価値あるおまけでした。
それでは、また…。
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・循環器内科の先生とお会いした事がないんです…という紹介会社のコンサルタント…。
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・医師向け情報提供IBIKENサイト 医療ビジネス健全化協議会
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