おはようございます。
医師のキャリアパートナー
転職・開業コンサルタントの
ジーネット株式会社の小野勝広です。
皆さん、今中慎二という
野球選手を覚えてますでしょうか?
スリムな身体から投げ出される
キレのある速球と縦のカーブ…。
個人的には非常に思い出深い選手の1人です。
その今中慎二さんの書いた
「中日ドラゴンズ論」を読みました。
正直、今中慎二という投手に対しても
懐かしさや思い出深さはあるものの、
特別に好きな選手でもなかったし、
何と言っても私は中日ドラゴンズが
あまり好きではありません。
12球団の中でも下から数えた方がいいくらいに
どちらかと言えば嫌いなチームであります。
星野さんが監督をやっていた頃の
喧嘩野球的な取り組み方が大嫌いで、
そのイメージのまま来てしまっています。
たまたまブックオフの100円コーナーで
この本を見つけて100円ならいいか~と
買った次第であります。
ですが、驚きました。
非常に面白かったです。
とても読みやすかったですし、
何よりこの本には
野球が本来持つ面白さのようなものが
書かれているように感じました。
小学2年生から大学卒業まで野球をやってきたのに、
最近では野球よりもサッカーの方が
好きになっている私のような人間にとっては、
やっぱり野球って
魅力的なスポーツなんだよね…という事を
思い出させてくれる良書でした。
中日ドラゴンズファンの方はもちろん、
今中慎二ファンの方も当然ではありますが、
単に野球に少し興味があるとか、
昔は野球を良く見たけれど最近の野球はつまらない、
なんて方にも面白く読めるのではないかと思いました。
それくらいに野球の面白さを
中日ドラゴンズを通して書いています。
いや~以外でした。
まさかこの本がこんなに面白いとは…(苦笑)
お奨め度 ★★★★☆ ってな感じです。
目次は下記の通りです。
第1章 中日ドラゴンズが勝つ「当たり前の理由」
~明確なシーズンプラン~
第2章 中日ドラゴンズ「不気味」さの理由
~先入観を作り出すメディア対策~
第3章 中日ドラゴンズの監督力
~星野イズムと落合イズム~
第4章 中日ドラゴンズの伝統力
~なぜ、投手力が強いのか~
第5章 中日ドラゴンズと未来
~ファンと一体感のあるチームに~
~外から見たドラゴンズ、
内から見たドラゴンズ
あまり中日が好きでなかった私でも
好感が持てる本でした。
各球団でもこんな本をOBに書いて
もらったらいいのになとも思いました。
自チームの事だけでなく、
野球そのものの面白さを訴える本が
増えたらいいですね。
今年は少し野球にも関心を持ってみようか
とも思いました。
それでは、また…。
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