ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60~70冊ほど読んでます。原則毎週日曜日に更新しますが、稀にプラスαもあります。本好きの方集まれ!

ヒディングのリーダー力

 

おはようございます。

 

医師、看護師の人生の転機でお役に立つ

転職・開業コンサルタント

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

ヒディングのリーダー力」

PHP研究所 チェ・ヨンギュン を読みました。

 

医師キャリアリーダー

 

まずは目次からですが…、

 

第1章 再生ー”考えるサッカー”での挑戦

第2章 He Think リーダーシップ

第3章 頑固者の組織改革プログラム

第4章 ”精神的に未熟なチーム”からの脱却

第5章 チーム力の熟成ー”考える組織”が成長する

 

となっています。

 

日韓ワールドカップの後に書かれた本ですから

かなり古い本になります。

 

ただ、やっぱりあの時の韓国の躍進は凄かった訳で

隣国が羨ましかったのも事実。

 

ヒディング氏は、

その後トルコやロシアで代表監督を勤めていますが、

韓国の時ほどの成功は獲得できていない訳で、

やはり韓国とヒディング

抜群の相性だったのだろうと思います。

 

実際に読んでみて、

まあ好結果が出たのを知っているからというのもありますが、

良い話し、ポジティブな話しが多く、

何となくこちらまでいい気分にさせられてしまいました。

 

「じいさん」の相性で選手、スタッフに慕われた

ヒディング監督の愛される理由がよくわかりましたよ~。

 

もしこの時に

トルシェではなく、

ヒディングが日本代表の監督だったら…なんて事を

つい考えてしまうのですが、

まあ妄想ですね…。

 

確固たるビジョン、ビジョンに基づく

世界でも最新の戦術があり、

その上でユーモアを持ち合わせ、

どんな厳しい時も笑顔がある練習や記者会見。

 

当時の日本代表とは違い過ぎる…。

 

この本は20名以上の韓国人記者の原稿を

時系列で並べた

オムニバスな構成になっています。

 

記者の方々もヒディングを後押ししていたし、

協会の方々も然り、

選手やスタッフもそうですし、

韓国国民もそうだったのでしょう。

 

成功すべくして

成功したんだなあという事を知りました。

 

願わくばザッケローニさんが

この時のヒディングのようになってくれたらなあ…

という願望を持ってしまいます。

 

何となく似たような雰囲気があるような気もしますし…。

 

お奨め度 ★★★★☆ と致します。

 

やっぱり成功の裏側には

その要因があるものですね。

 

それでは、また…。

 

 

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