ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60冊以上の本を通じて、人生や社会の構造を読み解いています。 読書感想にとどまらず、キャリアや人生に彩りを与える言葉を綴っています。読書好きな方と繫がりたい!

哲学 の検索結果:

君たちのための自由論 ゲリラ的な学びのすすめ

…論としても 社会学、哲学、人類学など とてつもない幅広い知見がここにはあるように感じました。 本書を読まねば これからの時代をサバイバルすることはできないんじゃないか? そう思えるほどに有益な話しが満載です。 騙されたと思って 是非ともこの本はお手に取って欲しいです。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 これからの社会で活躍するためには、 問いを立てられる力、 課題に直面した時に本質を問う力が必要なのです。 「問い」が立てられて、その原点に立ち戻る。 (P.…

座右の書「貞観政要」出口治明 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

…ません。 現代史や、哲学や倫理、偉人など 興味深いとは思うものの なぜか今まで若干敬遠ぎみなんですよね…。 今回ご紹介する書籍は、 【 座右の書「貞観政要」出口治明 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」 】 です。 本書をピックアップした理由 『 座右の書「貞観政要」出口治明 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」』 出口 治明 角川書店 を読みました。 貞観政要…。 実は30代後半くらいの時に 1度読んだことがあります。 確かこれだったかと記憶しています。 www.kin…

しょぼい生活革命

…エールを送りながら 哲学、本質、原理原則、基本基礎を授けていく。 いや~、本書は多くの方に読んでいただきたいです。 きっと目を開かせられると思います。 そっか、そう捉えればいいんだ。 なるほど、こう考えればいいんだ。 そんな気づきが満載ですよ。 それでは恒例の私がグッときた箇所をご紹介します。 ほんとうに新しいものは 「新しいけど、懐かしい」という印象をもたらします。 ただ「新しい」だけでは 時代を刷新するような力を持ちません。 「新しく」てかつ「懐かしい」という 二つの条件…

永遠平和のために

…かれるのであって、 哲学者たちですら、 「戦争は邪悪な人間を取り除くよりも、 かえって多くの邪悪な人間を作り出すから、 いとうべきだ」という、 かのギリシャ人の格言を忘れ、 戦争をなにか人間性を高貴にするものとして 賛美するのである。 (P.66) 大東亜戦争に突入した我が国も きっとこういう状態だったのでしょう。 私たちの心理のなかに 戦争があるのであれば、 私たちは戦争状態の悲惨さを もっと身に染みるほど感じなければなりません。 国家間の諍いを戦争で解決しようとするのは …

断片的なものの社会学

…に合うのでしょう。 哲学的な思考を癖づけていないと かなり厳しい状況に陥りそうです。 くり返すが、 他人との接触は基本的に苦痛だ。 しかしたまにそれが、 とても心地よいものになることもあり、 そのことをほんとうに不思議に思う。 (P.130) 人間ってひと筋縄では行かない。 せめてそれくらいは認識しておかないといけませんね。 自分のなかには何が入っているのだろう、 と思ってのぞきこんでみても、 自分のなかには何も、 たいしたものは入っていない。 ただ、そこには、 いままでの人…

菊と刀 日本文化の型

…剣に考えれば かなり哲学的な深いテーマではありますが、 時々は… 自分って何だ? 何で自分ってこうなんだろう?と 考えて振り返ってみるのもいいのではないでしょうか? 今回ご紹介する書籍は、 【 菊と刀 日本文化の型 】 です。 本書をピックアップした理由 『 菊と刀 日本文化の型 』 ルース・ベネディクト 訳:長谷川 松治 講談社学術文庫 を読みました。 日本人論として「超」が付くほどに 有名な本ですよね。 実は私、若かりし頃、20代前半くらいだったでしょうか、 1度読み始め…

仮面病棟

…これはなぜ? そんな哲学的アプローチも 過去何千年も継続的にされていますが、 その答えらしきものは一向に見つかりません。 なんと深いことか。 そもそも答えなんてあるのか? 人間に期待するほうが間違っているのか。 本作品でも そんな「人間の本質」を ストーリーという形で浮き出たせており、 考えようによっては 生きるとは何か? 医療とは何か?などという かなり深いテーマが隠されているようにも感じました。 主人公であるドクターはもちろんのこと、 院長や看護師の心の動き、 味方が敵に…

「自分らしさ」を見失わずに働く方法 理想のキャリアの作り方

…ょうか? こういった哲学的な問いが これからの世の中では益々問われるように感じています。 それだけ「意味」や「意義」が理解できないと 長く続けることが難しい時代なんですよね。 いわゆる世間一般的な「答え」と 自分らしいオリジナルな「答え」があると思いますし、 これが正解だ!という 絶対的なものがあるわけでもありません。 毎日の仕事を充実させるためにも 自分なりの「答え」らしきものを 手に入れることができたらといいですね。 今回ご紹介する書籍は、 【 「自分らしさ」を見失わずに…

風に訊け ライフスタイル・アドバイス

…きるのならば もっと哲学的なものであったり、 深く熟慮すべき内容だったり、 この機会を活かせばいいのに… なぜかエロな話しや くだらない自己認識だったり、 すごくもったいない感じがしましたね。 こんなんだから開高さんも 1行でスパッと終わらせたり、 馬鹿っ話しで終わってしまったり、 もっと聞くべきことがあるだろう…と。 よくまあ開高さんも これに付き合ったなと思いますけど よほどフィーが良かったのか、 息抜きが欲しかったのか…(笑)。 ただ時折よい質問もあって その際には開高…

先生はえらい

…換というか、 ここを哲学的にアプローチしないと 本当の意味でのビジネスは成立しないかもしれません。 もっと言えば人間関係もそうですね。 何を与えて、何を奪うのか、 どんな価値を提供して、どんな報酬をもらうのか、 掘り下げて考えるべきポイントのように感じます。 コミュニケーションは 誤解の余地を残して構造化されている。 (P.160) 完全に理解される関係。 そうありたいとは思いますけど 実際にはあり得ないとも言えますね。 しかしあり得ないからこそ 関係性が継続するのであって、…

哲学以前

…す。 私は大人こそ 哲学を学ぶべきだと思ってます。 ごく一部の哲学好きの方だけではなく、 大人の嗜みとして 激動の時代を生き抜くために ベースの知識、知見として 哲学を持っておくべきと考えております。 学問としての哲学ではなく、 実学としての哲学の基本という感じです。 まあ私もそんな偉そうなことを言える分際ではなく 理解度は決して高くはないものの 今後も哲学は継続して学んでいく所存です。 今回ご紹介する書籍は、 【 哲学以前 】 です。 本書をピックアップした理由 『 哲学以…

若者よ、マルクスを読もう 20歳代の模索と情熱

…よせて』『ヘーゲル法哲学批判序説』 ・『経済学・哲学草稿』 ・『ドイツ・イデオロギー』 ・本書で対象となっているマルクスの著作について 感想 内田樹さんに関しては もう何冊もの書籍を読んでおりますので、 何となくこう来るかな?という予想は付いていたのですが 今回は石川康宏さんとの共著。 残念ながら私は存じ上げなかったのですが、 このお2人が好対照で非常にいい感じ。 石川さんが引用し説明する役割。 内田さんはそれを解説また広げる役割。 このバランスが凄く良くて グッと引き寄せら…

人間を信じる

… 吉野源三郎さんを 哲学家や思想家と言っていいのかはわかりませんが、 私は物事をとてもわかりやすく説明してくれる 稀有な哲学家ではないかと位置付けています。 「君たちはどう生きるか」もそうでしたけど 本書「人間を信じる」も期待度はかなり高く、 非常に楽しみに思いながら読み始めたのでした。 目次 1 人間への信頼 ヒューマニズムについてー人間への信頼 理想と現実ー若い労働者のために 思想のリアリティと同時代 2 観念的ラディカリズムを排す 自らの運命を自らの責任においてー八・一…

街場の平成論

…、 生命科学、宗教、哲学と この多角的な観点はとても勉強になりました。 自分だけの狭い視野では気づけない 幅広い論点は実に有難い限りです。 ただ、せっかくこれだけの オピニオンリーダーを集めているのだから、 できることなら内田さんと対談をして欲しかったです。 文章には文章の良さがあるんですけど、 内田さんが編者になるならば もう1歩発展させて対談したほうが おそらく相当に深い内容になったんじゃないかと… その点だけちょっと残念でした。 それでは恒例の私がグッと来た箇所について…

働き方5.0 これからの世界をつくる仲間たちへ

…大事ですけど やはり哲学とか、倫理観がないと 語る資格がないと思うんです。 その意味では落合さんのバランス感覚は 素晴らしいと思ってます。 本作品は「働き方」ですからね。 私の仕事にもピッタリですし、 どんな発想を持っているのか… 興味津々で読み始めたのでした。 目次 プロローグ 「魔法をかける人」になるか、 「魔法をかけられる人」になるか 第1章 人はやがてロボットとして生きる? 第2章 いまを戦うために知るべき「時代性」 第3章 「天才」ではない、「変態」だ エピローグ …

無私の日本人

… 文化や伝統、倫理や哲学、 それこそ人生論やキャリア論まで いわゆる日本人らしさというのは いったいどこに行ってしまったのでしょうか? いやそんなのそもそもあったのか?と あえて問うてみてもいいですし、 あるのを前提にして深く追求してもいいですね。 確かに捨てなければならない 古き悪しき伝統も少なくありませんし、 老害という言葉に代表されるように 現代社会に付いていけず 既得権を守るためだけに生きているような 不埒な輩だって多いです。 ジェネレーションギャップは 4000年前…

慨世の遠吠え 強い国になりたい症候群

…探求があり、 それは哲学的であったり 武道の話しから身体性の話しであったり、 話題があっちこっちに飛んでも 本質を突き詰めようとしているから とても興味深い内容になっています。 別にこのお二方のおっしゃることが すべて正しいだなんて思いませんけど、 少なくとも知っておいたほうがよい、 もしくは考えておくべき角度を提示してくれています。 昨今では条件反射的に 何でも白黒ハッキリさせようとする 浅はかな考えも増えていますけど、 そこで立ち止まり、 その奥の奥にあるものを考えて、 …

世界基準の働き方

…す。 その延長として哲学や社会学を学んだり、 経営や組織論やマーケティングも学んでいます。 自分の頭の中にあるものだけではなく 仕事を通して人から学ぶことも多いですし、 やはり視野を広げるためには 読書は欠かせないと考えています。 今回ご紹介する書籍は、 【 世界基準の働き方 】 です。 本書をピックアップした理由 『 世界基準の働き方 』 ネスレ日本 代表取締役社長兼CEO 高岡 浩三 PHP を読みました。 ネスレと言えば何を思い出すでしょうか? 私はまずネスカフェゴール…

君主の統治について - 謹んでキプロス王に捧げる -

…云々ではなく 道徳や哲学を学ぶという点で良かったです。 この頃は帝王学が統治のみで語られるのではなく、 王には人格や人徳が求められていたのですね。 昨今の権力者が最も失っているものでもあり、 本書を読むことで 本当の意味での帝王学を考える きっかけになるのではないかと思いました。 それでは恒例の私がグッときた箇所をご紹介します。 人間にはその人の全生活と全行動とが そこへと秩序づけられているような 一つの目的があるものである。 というのも、人間というものは認識能力によって行動…

仏教が好き!

…考えてみれば私自身「哲学」への関心は高く、 別に学問として哲学を学んでいるわけではありませんが、 人の生きる道として 人様のキャリアや人生に関わる仕事をする1人として 哲学的な思考のアプローチや 哲学の基本くらいは抑えておかなきゃと 今まで結構な哲学本を読んできたつもりです。 どこまで身になっているのかは微妙ですけど、 たぶん私は一生哲学に関して学び続ける予感がします。 でもそういう意味では 宗教も学ぶべき対象ではあるんですよね。 自分は無宗教ですし、 両親ともに宗教に関心は…

大谷 吉継 「関ケ原」に散った仁将

…、人間界…。 だから哲学者の難解な本よりも 中身があるとは思えない ちょっと有名になった人の自己啓発本のほうが 売れたりするものですもんね。 でもインターネット社会が もしかしたらこれを変えてくれるかもしれません。 いいものはいい。 誰が言ってもいい。 いいことを言った人がいい。 個人でも情報発信がしやすくなり、 なおかつきちんと記録に残るわけですから 軽薄なものより重厚なものが 長い期間を経れば残っていくかもしれません。 まあ多くの人が ライトタッチなものを好むのであれば …

ご冗談でしょう、ファインマンさん

… 実はもっと深い人生哲学が書かれているんですね。 だから理数系の人でなくとも 私のような文系人間が読んでも、 一部理解不能なところはありつつも トータルとして満足できるのは 科学の前提となる 人間学について書かれているからではないかと つくづく感じました。 それがファインマンさんの日常生活として 面白おかしく書かれているので 単純に読み物としても面白いですし、 ある種の哲学本のような考えさせられるシーンも かなり多いです。 人によりけりかもしれませんが、 私は本書を高く評価し…

働き方 「なぜ働くのか」「いかに働くのか」

…や?」など 根本的な哲学をしっかり持たないと 生きるどころか、 生かされる存在になってしまうかもしれません。 それで良ければいいですが、 すでにベーシックインカムの議論は行われ 現状では賛否両論ではありますが、 もしかしたら近い将来に実現するかもしれません。 働かなくても食っていけるんなら そのほうがいいや!と思う方もいるのでしょうが、 でも、これ、社畜どころか、国畜というか、 嫌な言葉を使うなら国に飼われている?? つまり家畜同然と言えないでしょうか。 自分の人生、 自分で…

マルクス・アウレーリウス 自省録

…どうしても人生とか 哲学とか、倫理とか、そういうことに関心が高いです。 逆に言うと そこをベースに物事を考えないと 人様のキャリアに対してアドバイスなんて できっこないと思うんですよ。 キャリアは、 キャリアだけで独立しているのでなく、 その根底にはその人の人生があり、 毎日の生活があるわけじゃないですか。 つまりキャリアのアドバイスは 人生や生活のアドバイスにも繋がりますので こちらの人間力が真に試されるのだろうなと しみじみと感じているのです。 どこにでもいる ごく普通の…

日本人の矜持 九人との対話

…らは論理をくねくねと哲学的にいうだけだ」と 軽蔑しています。 ドイツに対しては 「あいつらは原理原則をいうばかりで、 どうしようもなく頭の固いやつらだ」と見ている。 イギリス人は、もっと現実や史実に即して行動する。 論理というのは 「AならばB、BならばC」と発展させていくものです。 Zを結論とすると、Aが出発点になる。 ところが出発点Aは常に仮設ですから、 これをどうするかで結論はいくらでも変わるのです。 イギリス人はこのことを本能的に知っていて、 だから「論理的な正しさな…

内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法

…これからのオヤジは 哲学と倫理学が不可欠だとも考えています。 いつまでも若いつもりでいないで 自分がすべきところと 自分がしないところを 客観的に見極めて 社会的なポジショニングを 見直す必要があるのではないでしょうか。 今回ご紹介する書籍は、 【 内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法 】 です。 本書をピックアップした理由 『 内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法 』 内田 樹 VS. 木村 政雄 宝島社 を読みました。 ま、いつもの如く 内田本は見つけ…

14歳からの哲学 考えるための教科書

…勝広です。 現代人は哲学を学ぶべき。 そう私は考えています。 いや別に私自身が そんなに哲学を学んできたわけではありませんし、 理解度が高いわけでもありません。 それでも今まで何人もの部下に 哲学は学んだほうがいいよ…と アドバイスしてきましたし、 そういう自分も勉強しなきゃと思い 結構な哲学書を読んできました。 それがこちらです。 ka162701.hatenablog.com まあ厳密に哲学という感じではありませんが、 結構難しい本にもチャレンジしてきました。 なぜ哲学を…

本当の仕事 自分に嘘をつかない生き方・働き方

…深いわけでもない。 哲学っぽいことを言ってみたり、 スピリチュアルな感じがあったりもするけど そこを深掘りするのではなく よく言えばバランスがいい? 悪く言えば広く浅くな内容かと。 ちなみに天職というものは 私は決して創造できるものではないと考えており その点は著者とは意見が食い違うのですが、 わりと著者は気遣いができる方で 突っ走るような議論になりそうな時は 自らストップを掛けるなど 本当バランス感覚は良い内容でした。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介します。 現代…

文化防衛論

…剣に考えて 確固たる哲学を持とうとしているんですね。 だから正々堂々と三島に討論を挑んでいます。 すでに作家として成功しており、 論客としても名が知れていたのにも関わらずですね。 なかにはしつこいくらいに三島に迫る学生もいれば、 現代では失礼と思われるような 徹底的な反論、否定、批判をする学生もいます。 度胸満点ですな。 今の会社では弾かれそうなタイプです。 しかしそこにこそダイナミズムがあるんですね。 こういう場に足を運ぶ三島もさすがですが、 臆せず三島に議論を吹っ掛ける学…

スマホ脳

…がなかったですが、 哲学や倫理学を学ぶためには 脳科学の知識も必要かもしれないなと思いました。 生物としての人間。 そこに精神性や社会性を加えると 全く異なるものになりますが 全体のバランスを上手く取って行かないと 結局、生き延びられませんからね。 それは、ライオンに遭遇したら、 素早く反応して、 攻撃に出るか、 走って逃げるかしなければならないからだ。 つまり「闘争か逃走か」。 (P.44) この「闘争か逃走か」は気に入りました。 もしかしたら私たちは毎日のように 無意識に…