ある読書好き医療コンサルタントの「書評」ブログ!

年間60冊以上の本を通じて、人生や社会の構造を読み解いています。 読書感想にとどまらず、キャリアや人生に彩りを与える言葉を綴っています。読書好きな方と繫がりたい!

哲学 の検索結果:

今こそマルクスを読み返す

…は「廣松渉」さん。 哲学家の廣松渉さんの著書は 以前に下記を読んだことがあります。 ka162701.hatenablog.com 正直、難しすぎて 私には理解不能なところが多かったですが いつか再チャレンジしたいとは思っていたのですね。 マルクスと廣松渉。 何だか面白そうと思いまして 自分に読めるのか、理解できるのか、 若干不安ではありましたが 興味のほうが勝ちまして おそるおそる読み始めた次第です。 目次 第1章 マルクスの開いた新しい世界観 人間観をどのように改新したか…

文化資本の経営 これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと

…ャリアを失い、 人生哲学を失うことになるでしょうか。 じゃカネ以外に何があるのよ? その答えが本書にあります。 あくまでも経営本ですから 企業経営が中心ではありますが、 それでも生き方や、 考え方の参考になるところも多いです。 今までの経営者は致し方ありませんが、 これからの経営者にとっては 必読の書と言っていいと思います。 勝てば官軍で 地球を壊し、社会を壊し、 社員を壊すのではいけません。 そんな会社は潰れて良い。 存在自体が悪ですからね。 株式市場が 金儲けの場ではなく…

知性改善論

…起こるものですけど 哲学的なアプローチができるようになると 少しはマシになるでしょうか? いやそれとこれは別物でしょうか? まあ私ごときに答えなどなく いろんなことを考えながら 今よりも未来が少しでも良くなるように 多角的に学んでいくしかないなと考えております 今回ご紹介する書籍は、 【 知性改善論 】 です。 本書をピックアップした理由 『 知性改善論 』 バールーフ・デ・スピノザ (訳)秋保 亘 を読みました。 本書の存在を知った時に、 なぜか「おお、スピノザ!」 これは…

外科医、島へ 泣くな研修医6

…べきなのか? そんな哲学的なアプローチも必要ですし 生命を考えることもあって然るべきでしょう。 医療本、医療小説には そういうヒントが隠されているように思います。 今回ご紹介する書籍は、 【 外科医、島へ 泣くな研修医6 】 です。 本書をピックアップした理由 『 外科医、島へ 泣くな研修医6 』 中山 祐次郎 幻冬舎文庫 を読みました。 泣くな研修医シリーズも ついに6冊めです。 本書が発行されたのは 2024年1月ですから この書評を書いている8月時点では まだ新作と言っ…

なんのための仕事?

…社の小野勝広です。 哲学って好きですか? 実は私は結構好きなのです。 ただ学問としての哲学は とても難解なものですので 私なんぞでは全く付いていけません。 今までもそこそこ哲学本は読んできましたけど わからないことを知るために読む…みたいな 大変、お寒い状態になっています。 でも、それでいいと思っていて 別に難しい哲学をマスターする必要などなくて むしろ哲学との向き合い方とか どう哲学的なアプローチをすればいいかと知るという そこが大事なのではないかと思っています。 そういう…

「帝国以後」と日本の選択

…。 つまりこれは歴史哲学の問題です。 ですから善の枢軸の筆頭にあったアメリカ、 これが悪の枢軸に変わらないという保証はない。 歴史というものは、そういうものです。 この普遍的な歴史の長い流れを見た場合には、 もちろんパワーの後退もあるし、 悪の、あるいはリスクのちゅしんも変わっていくし、 安定要因も変わっていくでしょう。 (中略) 自由を犠牲にして安全をとるというのが、 これまでの日本の選択だったかもしれません。 しかし私は歴史は変わり得ると、 日本の選択というのは 長期的に…

勇気論

…歴とは関係がない。 哲学を持っていない人間を信用するな」 (P.63) これは内田さんのお父さんのお言葉ですが、 ここで「哲学」が出てくるんだ…という点が 私は物凄く共感できました。 どんな「哲学」でも構いませんが 「哲学」がない人を私は信用できないのです。 これも勇気論かな? いまの日本では、 家庭教育でも学校教育でも 「人を見る目」を養うということは 優先的な課題ではありません。 少なくとも、僕は親たちからも 教育現場の人たちの誰からも 「人を見る目を養う」ことが 教育目…

経営者の条件 (ドラッカ-選書)

…ると言いますか 経営哲学を語ってくれるのですね。 そこが私にはとても心地よく なおかつ非常に勉強になりました。 経営者はもちろんですが 管理職の方々をはじめ 近い将来に起業を目指している方、 すでにフリーランスとして1歩を踏み出している方、 いつか経営者になろうと思う方などには 心からおススメできる1冊です。 もう古典と呼ばれるほどに 出版から随分時が経つようですが 新訳ということで読みやすくなっていますし、 とにかく内容が深いです。 ここを出発点にすれば 新たな経営哲学が手…

ウィトゲンシュタイン 『論理哲学論考』を読む

…ンシュタイン 『論理哲学論考』を読む 】 です。 本書をピックアップした理由 『 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む 』 野矢 茂樹 ちくま学芸文庫 を読みました。 わからないことを知る。 大事なことだと思うんですよね。 私が哲学本を読む理由は ハッキリ言うとそれだけです。 わからないことを知る。 ka162701.hatenablog.com わからないものは わからないのですから わかるまで わからないままで保留しておくべきですけど わからないから わかろうとしな…

身体を通して時代を読む 武術的立場

… どう生きるんだ? 哲学的なアプローチが必要となりますね。 評価 おススメ度は ★★★★★ と満点といたします。 武道家、恐るべしです。 こういう観点は武道家こそだなと思うところも多く、 大人になってからスポーツから離れてしまった 元野球人である私としては 「身体」を通して物事を考えることを もっと大切にしたほうが良さそうだなと思いました。 それでは、また…。 *ジーネットTV 毎週新着動画をアップしています! *ZOOMキャリア相談を無料で行っています。 <ジーネットが発信…

ブルシット・ジョブと現代思想

…すら思うんですね。 哲学的なアプローチが 欠かせない時代とも言えるでしょうか? 今回ご紹介する書籍は、 【 ブルシット・ジョブと現代思想 】 です。 本書をピックアップした理由 『 ブルシット・ジョブと現代思想 』 大澤 真幸 千葉 雅也 左右社 を読みました。 もう20年以上も転職支援を仕事にしてきて キャリアに関しては 「一家言」を持っていると自負する私としては ブルシットジョブという言葉に反応してしまいました。 まして対談相手の千葉雅也さんの著書は 下記を読んだことがあ…

申し訳ない、御社を潰したのは私です。

…そ経営や ビジネスや哲学の大事なものが隠されているので 別にコンサル業界に関心がない方でも ビジネス書として読んでも学ぶところは多いと思います。 この仕事の進め方はどうなんだろう? こんな疑問はよくあることですが、 その回答が本書にあるかもしれません。 とても刺激的で、勉強になりました。 私自身、さらに本物のコンサルタントを追求します。 弊社では職人コンサルタントと呼んでいますが。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 「コンサルタント」という言葉は じつに大…

女は何を欲望するか? 

…文章が固いんです。 哲学書のような真面目さがあるんです。 最近の著書とは違ったその感覚が 私にはとても新鮮でした。 それとフェミニズムが本書のテーマですが 正直私はあんまりフェミニズムに興味がなく どちらかと言うと近づきたくない分野です。 ただ無視していいものとは思っていませんし、 私自身、家に帰れば妻と娘、 会社も女性ばかりの環境で生きていますので 女性の権利向上は当然のことと考えています。 ですからどこかでフェミニズムについては 知識を得なければならないと思っており、 そ…

知覚の哲学 ラジオ講演1948年

…書籍は、 【 知覚の哲学 ラジオ講演1948年 】 です。 本書をピックアップした理由 『 知覚の哲学 ラジオ講演1948年 』 モーリス・メルロ=ポンティ 菅野 盾樹(訳) を読みました。 メルロ・ポンティ。 いろんな哲学書を読む中で 何度となく引用されていたりして 名前にもインパクトがあり いつか読んでみたいなと 漠然とした興味を持っていました。 たまたま出会ったのがこの本なのですけど 事前知識はほぼゼロですし、 メルロ・ポンティを読むに当たって 本書でいいのかもよくわか…

人間機械論

…内容でも その根底に哲学があったりもしますし、 理系だ文系だと変に意識するのは 知性の欠如に繋がるんじゃないかとも思いますので え~い、行ったれ~くらいの感じで 怖々と読み始めたのでした。 目次 1 歴史におけるサイバネティックス 2 進歩とエントロピー 3 固定性と学習:通信行動の二つのパターン 4 言語の仕組みと歴史 5 通信文としての組織 6 法律とコミュニケーション 7 コミュニケーション・機密・社会政策 8 知識人と科学者との役割 9 第一次および第二次産業革命 1…

武士道

…、考え方、 それこそ哲学を問う必要があるのではないかと 個人的には思ってます。 私たち日本人は ここから再考するのがいいかもしれませんね。 今回ご紹介する書籍は、 【 武士道 】 です。 本書をピックアップした理由 『 武士道 』 新渡戸 稲造(著)奈良本辰也(訳・解説) 三笠書房 を読みました。 もともと歴史好きな私ですから 武士道は随分昔に読みました。 私が20代半ば頃でしたので もう30年も前になります。 武士道について書かれた本は たくさんあるでしょうし、 私が読んだ…

ライフワークの思想

…らないんだ?という 哲学的な思考が薄いような気がするんです。 これはキャリアに関しても同様で 今までは特別に意識しなくても 定年退職まで普通に働けたわけですけど 時代は段々とそれを許さなくなってきています。 もっと多角的に仕事や働くということを 深く追求してみるのもいいんじゃないでしょうか? 今回ご紹介する書籍は、 【 ライフワークの思想 】 です。 本書をピックアップした理由 『 ライフワークの思想 』 外山 滋比古 ちくま文庫 を読みました。 著者である外山さんの著書は …

半歩先を読む思考法 落合陽一の見ている風景と考えていること

…あるというか わりと哲学的なアプローチがなされていて 私はとても好意的に受け取りました。 と同時に私自身の考えるきっかけを 数多くいただくことになり 読んでいてワクワクしましたし、 もっと学ばなきゃ、もっと考えなきゃと ポジティブな方向に導いてくれたように感じます。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 放っておいたら、 先延ばしにしていたら心が歳をとるのだ。 一生で得られる幸せを最大化するには 幸せを一番感じられるときに、 幸せを感じる必要があり、 そして心…

藤堂 高虎

…きるべきかという 「哲学」の部分が 本当に問われていると思うんですけど 別にどこかに「答え」があるものではありませんし、 何かの教科書に書いてある問題でもありませんよね。 人類は「哲学」という 素晴らしい学問を紡いできてはいますけど 正直、ごく一部の人しか 興味を示すことはないんじゃないでしょうか。 何を考えて どう生きていくか? 本来的には 私たちはもっと自分に問うていかねばなりませんが 忙しい毎日のなかで 何となくスルーしてしまっています。 でも現代社会は… またこれから…

自分をいかして生きる

…ど 社内でこれだけ「哲学」が語られる会社は 他にないんじゃないかと思います。 それだけキャリアや人生を奥深く追求しているのです。 自分の頭だけでなく 他者の頭も活用して もっと、もっとと深く深く切り込んでいます。 だから良い仕事ができるのです。 そう信じています。 著者の本は哲学本と言って遜色ありません。 キャリアや人生を哲学するために 久しぶりに手に取りました。 目次 1 いる・いない 2 自分の仕事 3 自分とか誇りとか 感想 やっぱり… メチャクチャ面白かったですし ワ…

アドラー珠玉の教え 自分の人生を最高に生きる77のヒント

…学と言うべきなのか 哲学と言うべきなのか、 私にはそこまではわかりませんけれど 生きる元気が失われつつある方や 進むべき道に迷う方などは アドラーを読むと 視界が広がっていくのではないでしょうか。 私自身も本書を読んで やっぱりたまにはアドラーに返ってきて しっかり読み込んだほうがいいなと痛感しました。 それでは私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 アドラーは 「人は、ただ社会的な、 そして対人関係的な関わりのなかにおいてのみ人となる」 といっている。 さらに、 「人の悩み…

哲学は人生の役に立つのか

…て 最も大きいのが「哲学」です。 昔からわりと興味はあったんですよね。 それこそ学生時代にも 何冊か読んではいるのですけど 当時はどうにも理解ができなくて…。 本を読んでいて わからない、わからない、 オレは馬鹿なのか? この本が難しすぎるのか? こういう時って誰にでもあるとは思うんですけど 結構、辛いことでもありますよね。 ようやく何とかかんとか そこそこ哲学書を読めるようになったのは ここ最近かもしれないなあ。 哲学も広いし、深いし、 まだまだ学び続けなきゃいけないと思っ…

人生も仕事も変わる!最高の遊び方

…存戦略であったり、 哲学的な問題として考え方を学びたいのですね。 しばらく内田さんの本を読まないと 居ても立っても居られなくなります。 ところが成毛さんの場合は そういう感じてはなくて、 この人の着眼点は取り入れておきたいとか、 この人の捉え方は是非とも知っておきたいという ある種のビジネス的な発想であったり、 ビジネスパーソンとしてどう生き抜くか?という サバイバル戦略なのかもしれません。 もちろんそれが心地良いから こうして何冊も読んできているのですが、 本書はね~、最高…

明治人物閑話

…たい思いも強いので 哲学、歴史などには頻繁に手を出すのですが あまり手が出ていない分野があるのも確かです。 そのひとつが「文学」です。 別に苦手意識があるわけではなく、 時々は読んでもいるのですが 他のジャンルと比較すれば かなり少ないと言わざるを得ません。 仕事を引退したら文学三昧するか…とか考えていますけど まだまだ先のことです。 本書は何で知ったのかは忘れましたが なぜかピンと来たのですね。 スマホのメモアプリに入れておいて 神田の古本祭りとか、 ブックオフなどでずっと…

生存教室 ディストピアを生き抜くために

… その意味では本書は哲学書であり、 人生を学べる深い深い書籍と言えるでしょう。 内田さんの対談本は 対談相手が薄れてしまうくらいに 内田節が炸裂することが多くて、 私はそれが好きではあるんですけど 本書は光岡さんがまさに武道家らしくて それは違う!それは私の考えとは違う! そうじゃない!というように わりと内田さんに反論することもあり、 それが珍しくて面白かったです。 それに対して内田さんは 喧嘩腰になるのではなく 上手く包み込んでいく姿勢も良かったです。 世渡り上手なのでし…

ホッブズ リヴァイアサンの哲学者

…何か? 学問としての哲学は あまりにも難解ですけど 哲学的なアプローチは ある程度できないと 自分自身が辛くなる気もします。 当ブログでは 今までも何度か哲学本をご紹介してきました。 ka162701.hatenablog.com これからもしっかり学んでおきたい領域です。 今回ご紹介する書籍は、 【 ホッブズ リヴァイアサンの哲学者 】 です。 本書をピックアップした理由 『 ホッブズ リヴァイアサンの哲学者 』 田中 浩 岩波新書 を読みました。 どうして本書に興味を持っ…

サル化する世界

…トという スペインの哲学者がおりましたが、 この人がデモクラシーとは何かということについて、 非常に重要な定義を下しています。 それは「敵と共生する、反対者とともに統治する」ということです。 それがデモクラシーの本義であるとオルテガは書いています。 これはデモクラシーについての定義のうちで、 僕が一番納得のいく言葉です。 (P.94) ス・スゴイですね。 その意味では私たちは今だに民主主義を 実践できていないということなのですね。 強行採決して通した法案なのに 全然機能してい…

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」

…訴え続けましたが、 哲学の学習についても同じことが言えます。 (P.235) エリートが潜在的に持つ矛盾というか、 誤謬というか、 これは避けようのないことなのかもしれません。 唯一、自己を自発的にスクラップ&ビルドできる人なら 知識や経験のコモディティ化を防げるかもしれませんが、 永遠の自己破壊をできる人なんて存在しないでしょうか。 結局は原理原則や基本基礎の問題であり、 リベラルアーツを深めるしかないのでしょう。 その点では哲学を学ぶというのは 哲学好きの私としては大賛成…

リスクを生きる

…あり、 持つべき人生哲学でもあります。 是非多くの方にお読みいただきたい1冊です。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 「わからない」と言っている限り、 感染が拡大するリスクはそれなりに抑制できる。 逆に「わかった。これが原因だ」と断定してしまうと、 それ以外のリスクに対しての警戒が解除されてしまう。 どうして感染が広がったり、 収まったりするのかは「わからない」けれども、 どうすれば感染が抑制できるかは 「わかる」というのでいいと思うんです。 (P.31~…

【実学・経営問答】高収益企業のつくり方

…す。 稲森さんの経営哲学がベースにあるので そこに共感できると なるほど、確かに…と素直に頷くことができるのです。 当然、少し古い本にはなるのですが 上っ面の流行り廃りの話しではなく、 根本的、根源的な話しですので 全く古さを感じないどころか、 昨今の表層的な錬金術とは異なりますので 学びとなるところが「大」でした。 それでは恒例の私がグッと来た箇所をご紹介いたします。 値決めは事業の死命を決する重大な判断であり、 最終的には経営者が決断すべきであると私は考え、 そのことを「…